JYJ ユチョン、f(x) ソルリ…今夏ホットなアイドル達の映画挑戦記は成功するだろうか

OSEN |

今夏ホットなアイドルたちが次々と映画に挑戦する。

JYJに所属し多数の作品に出演、“演技アイドル”として認められているユチョンと、ガールズグループf(x)としてデビューした後、初めて映画に挑戦するソルリ、そしてtvNドラマ「応答せよ1994」で高い人気を得たガールズグループTiny-Gのドヒがその主人公だ。

まず、ユチョンはポン・ジュノ監督が制作しシム・ソンボ監督がメガホンを取った映画「海にかかる霧」で映画に挑戦する。

「海にかかる霧」は満船の夢を抱いて出港した6人の乗組員が、一寸先も見えない海霧の中密航者を運ぶことになり、収拾の付かない事件に巻き込まれるストーリーを描いた作品だ。映画「殺人の追憶」の脚本を執筆したシム・ソンボ監督が脚本と演出を務め、公開前から関心が高まっている。ユチョンは劇中でホンメを見て一目惚れした純粋な末っ子乗組員ドンシクに扮し、独特な姿を披露する予定だ。

これまでユチョンはSBSドラマ「屋根部屋のプリンス」「スリーデイズ~愛と正義~」などで安定した演技を見せ、アイドル出身俳優という先入観を払拭した。2012年にSBS演技大賞で優秀演技賞などを受賞し、“演技アイドル”と呼ばれるようになった。

そんな彼が映画でも認められるのかを巡り、映画界の注目が集まっている。これについてユチョンは先日行われた制作報告会で「今もすごく緊張している。この前予告映像が公開されたが、とても緊張して震えて、映画を撮ってから公開されるまで待つことってこんな感じなんだと初めて思った。ドラマとは確かに違うと思うし、今映像を見てその時のことを改めて思い出した」とスクリーンデビューした感想を明かした。同映画は韓国で8月13日に公開される。

ソルリも海の上でスクリーンデビューを告げる。ソルリは8月6日に公開される映画「パイレーツ」で映画に初出演する。「パイレーツ」は朝鮮建国の半月前、コククジラの襲撃で玉璽(ぎょくじ)が消えた前代未聞の事件をめぐって玉璽を探す海賊と 山賊、そして開国勢力が繰り広げる海での痛快な大激戦を描いた作品で、ソルリは劇中で海賊ヨウォル(ソン・イェジン)の右腕で世間知らずで堂々としたキャラクターの黒猫に変身し、熱演を繰り広げる。

子役俳優出身のソルリは、歌手デビューする前から多数の作品で演技力を身に付け、映画にも登場するなど、着実にキャリアを積んできた。しかし、f(x)に入ってから映画に出演するのは今回が初めてだ。

2012年に放送されたSBSドラマ「花ざかりの君たちへ」を通じて子役俳優出身らしい安定した演技を披露した彼女は、今回の作品ではカリスマ性溢れるが可愛い魅力を持った黒猫をきちんと演じ、映画祭で新人賞を狙うと見られる。

最後の主人公はホラー映画でスクリーンデビューを告げるドヒだ。彼女はトンネルに閉じ込められた5人の友達が一人ずつ消えていく話を描いたホラー映画「トンネル 3D」で深い傷を持ったミステリアスな少女役に扮し、不気味な恐怖を与える計画だ。

昨年韓国にレトロブームを巻き起こした「応答せよ1994」でリアルな全羅道(チョルラド)方言を使う少女チョ・ユンジン役を演じたドヒは、ガールズグループ出身とは思えないほど女優に負けない演技力で多くの話題を集めた。

そんな彼女が映画にも挑戦することになった。ドヒは制作チームを通じて「シナリオを読む前に最初の3Dホラー映画という話を聞き、本当に怖いのだろうと思った。また、最初という言葉に引かれたこともあるが、ホラー映画を3Dで見たらどれほど怖くなるのだろうかと思った」とし「私が演じる役がそれなりに事情のある役で心が惹かれたし、後悔のない選択だったと思う」と愛情を示した。韓国で8月13日に公開される。

記者 : キム・ギョンジュ