「バトル・オーシャン/海上決戦」チェ・ミンシク vs リュ・スンリョン、カリスマ性溢れるポスター公開

OSEN |

写真=CJエンターテインメント
映画「神弓 KAMIYUMI」のキム・ハンミン監督の新作で“鳴梁海戦”を描いた映画「バトル・オーシャン/海上決戦」が巨大な戦いの緊迫感溢れる瞬間、その中心に立った朝鮮水軍と李舜臣(イ・スンシン)将軍、そして日本水軍と来島通総(くるしまみちふさ)のカリスマ性溢れるポスターを初公開した。

「バトル・オーシャン/海上決戦」は1597年、12隻の船で330隻におよぶ日本水軍の攻撃に立ち向かったとされる偉大な海戦「鳴梁海戦」を描いた海戦アクション映画だ。

19日に公開されたポスターは、命をかけた決戦に臨んだ朝鮮の水軍と、朝鮮に侵攻しようとする日本水軍、そしてその中心に立つ李舜臣と武将来島の強烈なカリスマ性で、息の詰まる緊張感を与える。

今回公開されたポスターのうち、朝鮮水軍側の団体ポスターでは、一歩も譲れない海戦の中で全身で圧倒的なエネルギーを放ち、勇猛さを表す李舜臣将軍役のチェ・ミンシクの姿が、朝鮮の歴史を書き変えた李舜臣将軍の偉大な活躍を予告し、期待感を高める。

また、全力で日本水軍に立ち向かう朝鮮水軍と民衆の切迫した姿は、込み上げてくるような戦慄を覚えさせる。風前の灯火状態の朝鮮の海を守るために、最後の戦いに挑んだ兵士たちの姿と共に「我々は決して恐怖に負けるわけにはいかない」というキャッチコピーが、映画が伝えるドラマチックなストーリーに対する好奇心をくすぐる。

一方、日本水軍の団体ポスターは、李舜臣将軍を捕らえ、朝鮮に侵攻しようとする兵士たちの攻撃的なオーラで張り詰めた緊張感を醸し出す。劣勢に置かれていた朝鮮水軍と、圧倒的な威容の船と武器を揃えた日本水軍の姿も印象的だ。

赤の鎧に威圧的な兜をかぶり、日本水軍の中心に立つ来島通総役のリュ・スンリョンをはじめ、脇坂安治(わきざかやすはる)役のチョ・ジヌン、百々(どど)役のキム・ミョンゴンなど、冷徹な眼差しで海戦を見守る日本の武将たちの姿と「朝鮮の海に希望はない」というキャッチコピーはヒヤリとさせる。

相次ぐ敗北により絶望と恐怖に陥った朝鮮軍と、このチャンスをつかんで朝鮮への侵攻に乗り出した日本軍。朝鮮の運命がかかった巨大な海戦の緊迫な瞬間を捉えた「バトル・オーシャン/海上決戦」のポスターは、今までになかった海上戦闘劇への期待感も高めている。7月30日に韓国で公開される。

記者 : チェ・ナヨン