ペク・ユンシク、韓国版「のだめカンタービレ」へ出演確定“1秒の迷いもなかった”

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
俳優ペク・ユンシクが韓国版「のだめカンタービレ」で世界的な指揮者であるシュトレーゼマン役として出演を確定し、ベテラン俳優の存在感をアピールする予定だ。

制作会社であるGROUP8は16日「『のだめカンタービレ』で世界的な指揮者であり主人公のチャ・ユジン(チュウォン)を成長させる先生フランツ・フォン・シュトレーゼマン役に演技派俳優ペク・ユンシクをキャスティングした」と明かした。

ペク・ユンシクが演じるフランツ・フォン・シュトレーゼマンは、全世界を舞台に活動する名声の高い有名な指揮者である。しかし普段、彼の姿からはマエストロの威厳は感じられず、逆に突飛な行動をするキャラクターである。目立つ外貌と性格を持っているが、音楽をする時には正反対の個性溢れる人物で、ドラマではこのような姿が笑いを誘い、ドラマに面白みを加えると思われる。

日本では映画「Shall we ダンス?」「スウィングガールズ」などで個性の強い演技を見せ、韓国でも多くのファンを保有している竹中直人が演じ、人気を得た。

ドラマに面白さを加えるキャラクターであるだけに、放送前からドラマファンたちの間では韓国版シュトレーゼマンに対する期待感が高まっている状況だ。韓国版「のだめカンタービレ」ではこのような個性ある役を忠武路(チュンムロ:韓国映画の中心地)の代表演技派俳優ペク・ユンシクが演じ、目立つ存在感と特有の演技でドラマの面白さに一役買う。

また、シュトレーゼマン役は主人公チャ・ユジンがトラウマを克服し、実力のある指揮者として成長するのに決定的な役割をする主要キャラクターであるだけに、これを演じるペク・ユンシクとチュウォンの完璧な呼吸で、俳優たちの抜群の演技を楽しむこともできると思われる。

ペク・ユンシクは「最初にキャスティングのオファーが入った時、1秒の迷いもなく出演を決めた。『のだめカンタービレ』は本当に楽しく見たドラマだ。特に、指揮者であるシュトレーゼマンというキャラクターに関心が高かった。今から楽しみにしている」とドラマに対する感想を伝えた。

制作会社であるGROUP8は「ペク・ユンシクだけがシュトレーゼマン役を演じることができると思った。キャスティング過程で俳優を説得することはとても重要だが、今回は説得する必要はなかった。キャスティングのためのミーティングですでにペク・ユンシクが『のだめカンタービレ』を楽しく見たということを知り、驚いた」と期待感を表した。

韓国版「のだめカンタービレ」は日本の人気漫画を原作としたドラマだ。2001年から連載をスタートさせ、2010年に完結、日本でヒットした作品である。日本では2007年にドラマ制作され、当時主演を務めた玉木宏と上野樹里がこの作品を通じて大きな人気を博した。

ドラマは音大生たちの夢と愛を描いた青春ロマンスドラマで、男性主人公のチャ・ユジン役にチュウォンが早くも出演を確定した。韓国版「のだめカンタービレ」は「花より男子~Boys Over Flowers~」「宮~Love in Palace」「魔女の恋愛」など人気ドラマを誕生させたGROUP8が制作を手がける。韓国で10月からKBSで放送される予定で、キャスティングに拍車をかけている。

記者 : チャン・ヨンジュン