裁判所、EXO クリス&SM側に「お互いに譲歩を」…法廷闘争前に調停へ

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写真提供=SMエンターテインメント
アイドルグループEXOのクリス(本名:呉亦凡)が所属事務所であるSMエンターテインメント(以下SM)を相手に起こした訴訟が調停に付託された。

ソウル中央地方裁判所によると、第35部民事部は9日、クリスが起こした専属契約効力の不存在確認訴訟を調停に付託することを決定したという。調停付託は本格的な法廷闘争の前に簡単な手順に基づいて当事者間の相互了解を通じて問題を解決する方法だ。当事者が最初から調停を申請する場合もあるが、裁判官が相互の妥協点を見つけられると判断した場合、職権で調停に付託する場合もある。クリスの訴訟の場合、裁判官の職権で調停に付託された。

調停に付託されると、一定の調停の期日を決めて調整が行われる。調停室で行われる調停は裁判よりも自由に話を交わすことができる。当事者間で調停案が合意されると、調停決定文が作成される。調停決定文は判決文のように強制執行の効力が付与される。調停が成立しなければ、強制的に調停が行われるか、法廷闘争につながる。

クリスは先月15日、訴訟を提起し、訴訟代理人を通じて「SMが芸能人としてのビジョンを提示しないで、原告を付属品か統制の対象のように扱った」として訴訟理由を明らかにした。これに対してSM側は当時「事実を確認中であり非常に当惑している。EXOの活動に支障が生じないよう最善の努力をする」とコメントした。

その後クリスは4日、SNSを通じて中国の人気監督と接触し、近況を公開した。

記者 : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン