「郡盗」カン・ドンウォン、スチール写真を公開…美しくも恐ろしい“躍動感溢れる表情”

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写真=SHOWBOX/MEDIAPLEX
映画「群盗:民乱の時代」(監督:ユン・ジョンビン、制作:映画会社月光、以下「郡盗」)に出演するカン・ドンウォンのスチール写真が公開された。

美しくも恐ろしい真逆の魅力で視線を引きつけるチョ・ユン(カン・ドンウォン)は、全羅(チョンラ)観察使を務めた貪官汚吏(不正を行い私利私欲を貪り、私腹を肥やす役人)の代名詞で最高の富豪であるチェデガム(朝鮮時代の正二品以上の官員の尊称)の庶子として生まれ、父親に認めてもらえない恨みを抱く人物だ。彼は父親よりも更に極悪非道な手法で民間人から収奪し、“土地の鬼”という悪名を高めながら三南地方(慶尚道・全羅道・忠清道の三道を指す)最高の富豪として成長する。

カン・ドンウォンはこの映画で深い感情演技から1対1のアクション、一人で郡盗と戦う難易度の高いアクションまでこなした。また、制作陣は長くしなやかでエレガントな動作が特徴の彼に合わせ、平均よりも遥かに長いサイズの長剣を特殊制作した。

長剣を振り回しながら躊躇うことなく相手を切るカン・ドンウォン演じるチョ・ユンは、彼にしかできない美しくも恐ろしいアクションで朝鮮最高の武官であることをリアルに伝える。

公開されたスチール写真ですぐにでも振り下ろしそうに刀を高く構え背後の敵を睨みつけるカン・ドンウォンは、実力と憎しみを同時に持ち、その憎しみから悪となる従来の映画では見ることができなかった立体的な悪役キャラクターを演じた。

ユン・ジョンビン監督は「カン・ドンウォンだけの独特なオーラが良かった。冷たいながらも美しく、神秘的な彼のイメージがチョ・ユンに活かされてほしいと思った」と明かした。

「郡盗」は韓国で7月23日に公開される。

記者 : キム・スジョン