安藤美姫「キム・ヨナ、恋人と幸せになってほしい…私にはない魅力を持っている」

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写真=マイデイリー DB
元フィギュアスケート選手の安藤美姫(26)が、先日現役を引退したキム・ヨナ(23)に拍手を送った。

安藤美姫は9日午後、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区汝矣島(ヨイド)のレキシントンホテルで開かれた「2014 ボリショイ・アイスショー」の記者懇談会で「キム・ヨナ選手に恋人がいると聞いたが、幸せになって欲しい。彼女と一緒に選手生活を送ることができて嬉しかった」と述べた。

キム・ヨナは今月4日から6日まで3日間にわたって開催された「サムスンギャラクシー★スマートエアコン・オールザットスケート2014」を最後に現役を引退した。引退ステージを終えた後、熱い涙を流したキム・ヨナは「多くの方々の応援に力をもらった。一緒にやってこれて幸せだった。そして、愛している」と引退の感想を伝えた。

これに安藤美姫は「キム・ヨナは世界的なスケーターだった。彼女は私にはない魅力を持っている。柔らかいジャンプや魅力的な表現力は最高だった。また、曲とスケートの一体感がいつも素晴らしかった」とキム・ヨナを絶賛した。

続いて「ソチ五輪の判定を巡る疑惑については、選手として言いにくい部分がある。だが、キム・ヨナがショートプログラムで最高の演技を披露したのは事実だ。銀メダルが目標ではなかったので残念だが、ファンたちが金メダルだと思ってくれることがもっと重要ではないかと思う」と付け加えた。

安藤美姫はソチ冬季五輪の当時、キム・ヨナのショートプログラムを見て自身のTwitterに「キム・ヨナは本当に素晴らしく、泣きそうになった…彼女は本当に偉大なスケーターだ! 曲との一体感 技術も本当に全てが素晴らしかった!!! かっこいいの一言!!! 怪我を乗り越えてこの場に来てこの演技。本当に凄いと思う」と絶賛した。

最後に安藤美姫は「本当にお疲れ様と伝えたい。彼女がどこへ行っても幸せでいられるよう応援している」とし、キム・ヨナの新しい未来を心から応援した。

4月23日からスタートした「2014 ボリショイ・アイスショー」は5月18日までソウル木洞(モクトン)アイスリンクにて行われ、安藤美姫は5月9日・10日・11日の公演に出演する。

記者 : アン・ギョンナム