SM&エイベックス&ユニバーサルミュージックが合弁設立!今夏カラオケアプリをリリース予定

OSEN |

写真=SMエンターテインメント
SMエンターテインメント(以下SM)のイ・スマン会長が、エイベックス・グループ・ホールディングスの代表取締役CBOの林真司氏、ユニバーサルミュージックジャパンの社長兼CEO藤倉尚氏と手を組み、5月にエブリシング・ジャパン(everysing Japan)を設立する。

イ・スマンは30日に調印式を行い、デジタル音楽のビジネス分野における戦略的提携関係を強化することにした。

この日SMとエイベックス・ヴァンガード、ユニバーサルミュージックジャパンは今後デジタル分野において、既存のコンテンツ提供ビジネスモデルから一歩前進し、各市場の長所をもとによりユニークで差別化されたサービスを提供できるビジネス環境を構築することに合意した。

海外で展開しているカラオケアプリの“everysing”は、エブリシング・ジャパンを通じて日本で9月の配信を目標に開発を行なっている。

同アプリはただ歌を歌うことに止まらず、録音及び録画機能を搭載しており、オーディション参加やSNS共有などのサービスを提供している。アーティストとのデュエット機能など、コンテンツホルダーとして多彩なサービスを披露する予定だ。

ユニバーサルミュージックジャパンの藤倉尚氏は、「everysingの日本でのビジネス展開を通じて、自社が持つ豊富な音楽のレパートリーをライフスタイルに合わせ、新しいエンターテインメントの形で伝えられることを期待する。たくさんの方々の期待に応えられるサービスの提供を目標に、SM、エイベックス・ヴァンガードと一緒に積極的にビジネスを推進する」と感想を述べた。

SMのイ・スマン会長は「デジタルミュージックアプリeverysingの日本市場進出は、単純なコンテンツの提供ではなく、コンテンツとプラットホームを融合したクリエイティブなビジネスモデルを創出する良い例になると期待しており、everysingが新しい文化プラットホームとして成功し、アジアで新しいデジタルライフスタイルを生み出せるよう協力関係を構築して行く」と述べた。

イ・スマン会長は藤倉尚氏、林真司氏と今後のビジネスに関する内容を議論し、最近発生したセウォル号事故に対する哀悼と悲しみについて言及すると、2人は悲しみに共感しながら、寄付に参加する意味で合計1千万円を渡すことにした。

イ・スマン会長はユニバーサルジャパンとエイベックス・グループ・ホールディングスの寄付金1千万円を、セウォル号事故の被害者及び行方不明者、家族のために大韓赤十字社に渡す予定だ。

SMとエイベックス・ヴァンガード、ユニバーサルミュージックジャパンの3社は、カラオケアプリeverysingの他に、デジタル分野の新規ビジネスのための協業も持続的に模索する予定だ。

記者 : イ・ヘリン