韓国語版「千の風になって」音楽配信チャート1位を獲得!イム・ヒョンジュ“ありがとうございます”

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写真=TVレポート DB
韓国のポップオペラのテノール歌手イム・ヒョンジュが、旅客船セウォル号沈没事故の犠牲者のために捧げた「千の風になって」韓国語バージョンが音楽配信チャートで1位となったことに対する感想を明かした。

イム・ヒョンジュは26日、自身のTwitterに「デビュー16年で初めて5つの音楽配信サイトのリアルタイム総合チャートを総なめにしたことも、私にとっては身に余る奇跡のようなことですが… それよりも、遺族の方々に寄付できる音源収益が増えることに本当に感謝しており、意義深いと思っています」と感想を伝えた。

イム・ヒョンジュが歌った「千の風になって」は同日午後5時現在、Bugs、Cyworld Musicなどの音楽配信サイトで1位となった。さらに、他の音楽配信サイトでも上位にランクインしていた。

これに先立ちイム・ヒョンジュの所属しているDGNCOM側は「イム・ヒョンジュの代表曲であり、ヒット曲の一つでもある『千の風になって』韓国語バージョンをセウォル号惨事の追悼曲として献呈し、すべての音源収益を遺族に寄付する」と明かした。

「千の風になって」は、作者不詳の米国の詩を新井満氏が訳詩・作曲した。イム・ヒョンジュはこの曲を2009年に故金寿煥(キム・スファン)カトリック枢機卿と故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領への追悼曲として捧げた。

著作権の問題で韓国語バージョンの発売が中断されていたが、今回の事故をきっかけに新井満側が4年ぶりに韓国語バージョンの発売を許し、再発売されることになった。

ネットユーザーは「たくさん聴かなきゃ」「胸に響く」「涙が出る」などの反応を見せた。

記者 : キム・ミンジ