Vol.2 ― 放送終了「神様がくれた14日間」イ・ボヨン&チョ・スンウ、忘れられない熱演に“大きな反響”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
SBS月火ドラマ「神様がくれた14日間」(脚本:チェ・ラン、演出:イ・ドンフン)が22日第16話を最後に終了した。ハン・セッピョル(キム・ユビン)は母親キム・スヒョン(イ・ボヨン)のところに戻り、キ・ドンホ(チョン・ウンピョ)は釈放された。しかしキ・ドンチャンの行方は分からない、開かれた結末を迎えた。

イ・ボヨンとチョ・スンウの活躍は「神様がくれた14日間」で明らかに際立っていた。最初は二人の組み合わせは似合わないと思われた。しかし二人は完璧な息と全力を尽くす熱演で視聴者から賛辞を受けた。

イ・ボヨン、演技変身に成功

イ・ボヨンが演じたキム・スヒョンはハン・セッピョルの母親だ。娘が誘拐され亡くなるという事件を経験した後、14日前にタイムワープし、誘拐された娘を救うために奮闘する人物だ。最初は堂々とした“ワーキングママ”の一面を見せたが、その後、娘を守るためならどんなことでも辞さない強い母親に変わっていった。

キム・スヒョンは涙で訴えたり、強く叫びながら娘を守ろうと努力した。数多くの難関にも、恐れないキム・スヒョンの眼差しや行動、セリフはお茶の間に涙を誘った。

何よりイ・ボヨンはキム・スヒョンに入り込み、「神様がくれた14日間」の第1話から好評を受けた。殴られたり、走ったり、転がったりする姿をリアルに演じただけでなく、多様な深い感情を全身で表現し、視聴者をドラマへ夢中にさせた。イ・ボヨンが見せてくれた切なる母性愛も抜群だった。前作のスタイルも大胆に捨て、生涯初の母親演技を見事にこなしたのだ。

写真=SBS 「神様がくれた14日間」スクリーンショット

チョ・スンウ、味のある魅力的な演技

チョ・スンウは興信所「聞かないでサポーターズ」の代表理事キ・ドンチャンに扮し、熱演を披露した。キ・ドンチャンは10年前の事件によって家族と縁を切り、チンピラのように生きている人物だ。法や正義とは程遠いような生き方をしていたが、段々と変化していった。

キ・ドンチャンはキム・スヒョンを助けながらその真価をきちんと発揮した。元伝説の強力系刑事だった“勘”を生かし、犯人追跡に大きな力となった。また、危機に陥ったキム・スヒョンを救う時も大きな役割を果たした。一時はハン・セッピョルを拉致した容疑者の一人として挙げられ、ドラマに緊張感を高めたこともあった。

特にチョ・スンウはリアルな訛の演技でキ・ドンチャンを深みのあるキャラクターに仕上げた。白々しいいたずらから申し訳ない気持ちで嗚咽する演技まで、両極端な感情演技を完璧に披露した。それほどチョ・スンウはキ・ドンチャンのキャラクターに完全になりきり、ドラマの流れを引っ張った。イ・ボヨン、シン・グ、チョン・ウンピョ、キム・ユビン、アン・セハなどとの共演も素晴らしかった。ひとつのキャラクターの魅力を最大限に引き出したのだ。

写真=SBS 「神様がくれた14日間」スクリーンショット
イ・ボヨンとチョ・スンウは「神様がくれた14日間」を通じて視聴者の心を捕まえた。二人が協力して事件の真実に近づく時、ハラハラとさせられた。刻々と変化する関係の中で緊張感を与えたからである。重々しい雰囲気の中でも時々笑いを届けながら様々な見どころも提供した。

ネット上の様々なドラマの掲示板にはイ・ボヨンとチョ・スンウの熱演を評価する書き込みが続いた。二人が「神様がくれた14日間」をより輝かせたのだ。「神様がくれた14日間」は終わったが、イ・ボヨンとチョ・スンウは視聴者の記憶に残った。

「神様がくれた14日間」の後番組は、イ・ジョンソク、パク・ヘジン主演の「ドクター異邦人」(脚本:パク・ジヌ、演出:チン・ヒョク)が5月5日に韓国で初放送される予定だ。

記者 : パク・グィイム