IU&HIGH4からSISTAR ソユ&ジョンギゴまで、ヒットの新法則は“新人とアイドルのコラボ”

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写真=N.A.Pエンターテインメント、STARSHIPエンターテインメント
歌手たちの共同作業やコラボレーションが新しいヒットの法則として定着した。実力は優れていても、認知度の低かったミュージシャンたちは人気アイドルとのコラボレーションを通じて音楽配信ランキング1位はもちろん、抜群のPR効果を享受した。

今月8日にリリースされた歌手IU(アイユー)と新人の4人組男性ボーカルグループHIGH4のデュエット曲「春、恋、桜の花じゃなくて」は、22日現在も根強い人気を見せている。リリース後、複数の音楽配信ランキングを席巻したことはもちろん、同日午前9時基準で、音楽配信サイトのMnet、NAVER MUSIC、Monkey3で1位に上がった。韓国最大の音楽配信サイトのMelOnでも根強く上位にランクインしている。

特に同曲は、IUがHIGH4のメンバーとの縁で自ら作詞を手がけてデュエットに参加したほか、MVにも出演して話題を集めた。タイトルから春の雰囲気を漂わせており、Busker Buskerの「桜エンディング」に次ぐシーズンソングとして人気を集めている。

リリース前から話題を集めた同曲は、IUの知名度により大きなPR効果を得た。IUの名前で十分に話題を集め、新人歌手の曲ではあるが、IUの認知度が加わり期待を集め、有名歌手とのコラボレーションが効果的なPR手段ということを証明してみせた。

今年上半期、音楽業界を席巻した曲「Some」もまた、シンガーソングライターのジョンギゴとガールズグループSISTARのソユが歌ったデュエット曲だ。男女の間で恋が始まる前のときめく駆け引きを表現した同曲は、ソユの魅力的な音色と、ジョンギゴのロマンチックなボーカルが上手く調和したという評価を受け、2ヶ月間近く音楽配信ランキングで1位をキープした。また、音楽番組でも人気アイドル歌手を退けて5週間1位の座を守り続けた。

ラッパーのMad Clownもまた、SISTARのソユやヒョリンとのコラボレーションで認知度を上げた。Mad Clownは昨年、ソユと歌ったデュエット曲「Stupid in Love」でMelOnやMnetなどで10日間以上1位をキープし、あらゆる音楽番組でも1位のトロフィーを手にした。また、今年2月に開催された「GAONチャートK-POPアワード」で今年の歌手賞(9月)を授賞する成果を収めた。

その後、4月にリリースしたヒョリンとのデュエット曲「Without You」で再びトップの座に立った。主な音楽配信ランキングで1位になったことはもちろん、現在でもトップ10入りを果たしている。

STARSHIPエンターテインメントの関係者は、「STARSHIPエンターテインメントと独立レコードレーベルSTARSHIP Xのアーティストの相乗効果に、大衆性が上手く噛み合った結果だと思う。異質的なレーベルのコラボレーションプロジェクトは、音楽的完成度と人々の嗜好を刺激し、『Some』『Without You』のような様々なハイブリッドジャンルの結果を誕生させた」と伝えた。

記者 : ソン・ミギョン