スターたちの旅客船沈没事故への寄付、なぜ隠そうとするのか

OSEN |

スターたちがセウォル号事件の被害に遭った家族に、非公開で寄付をしていることが分かった。哀悼の意を表しながら、巨額の寄付をしているスターたちが増えている。

19日俳優ソン・スンホンをはじめ、ソン・ヘギョ、カン・ドンウォン、ユ・アイン、オン・ジュワン、パク・ジェミン、チョン・イルなど、スターたちの寄付のニュースが続いている。彼らの心温まる寄付は、殆ど寄付団体を通じて報じられている。1000万ウォン(約98万円)から大きくは1億ウォン(989万円)まで寄付が相次いでいる状況だ。

一部ネットユーザーたちの強引な視線とは違い、俳優や所属事務所は寄付したことを積極的に知らせていない。スターたちの寄付が報じられると所属事務所は殆ど困惑する態度を見せる。

チョン・イルの所属事務所のSTAR Kエンターテインメントの関係者は21日の午後OSENとの取材で「チョン・イルが所属事務所にも知らせずに寄付をした」とし「マネージャーたちも記事を読んで知った」と慎重な態度を見せた。

多数の俳優たちが所属している大手芸能事務所の関係者は「俳優たちが所属事務所と相談せず寄付やボランティアを行っている」とし「所属事務所が後から知ることになっても、当然のことなのに宣伝すること自体が負担だ。仕方がなく知られることはともかく、所属事務所から先に知らせる計画はない」と伝えた。

このようにスターたちが寄付を積極的に知らせていないのは、寄付自体が広報に映る可能性があるとの負担からだ。哀悼の意で参加した良い趣旨が万が一色あせることを恐れ、隠している状況が続いている。

記者 : ピョ・ジェミン