防弾少年団のファン、珍島に救援物資を送付“奇跡を信じています”

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写真=TVレポート DB
防弾少年団のファンたちが些細な気持ちを集め、旅客船セウォル号沈没事故現場に温かい心を伝えた。

防弾少年団の複数のファンカフェ(コミュニティサイト)やファンページでは、セウォル号沈没事故直後、失踪者の無事の帰還を願う家族や救助活動をサポートしている関係者のために必需品を購入し、珍島(チンド)郡庁の住民福祉課に送った。

ファンたちはマスク、ティッシュ、石鹸、タオル、ウェットティッシュ、歯磨き粉、使い捨ての下着、生理用品、紙コップ、カイロはもちろんカップラーメン、ビタミン、ミネラルウォーター、その他ドリンクなどを用意した。

このような事実は様々なSNSを通じて伝わり、珍島での旅客船沈没事故による苦しみを分かち合うことはもちろん、スターへの愛情が進化しているという評価を得た。

ニュースを聞いたネットユーザーは「ファンの些細な気持ちが少しでも力になってほしい」「些細な気持ちでも、当事者たちの力になってほしい」「こうでしか支援できないのが残念だ」「奇跡のように生まれた命だから、奇跡的に帰ってくることを信じる」などのコメントを寄せた。

防弾少年団だけでなくEXO、少女時代、SHINee、BIGBANG、INFINITE、B.A.P、VIXX、GOT7などのアイドルグループのファンたちが多くの救援物資を送付し、公式サイトやSNSに救援物資の内訳、送った住所などを掲載し、人々の心を温かくした。

16日午前8時45分、全羅南道(チョルラナムド)珍島の観梅島(クァンメド)附近の海上で仁川(インチョン)から出発し済州島(チェジュド)に向かっていた旅客船セウォル号が沈没した。事故当時は船長ではなく三等航海士のパク氏が操舵していたことが分かっており、パク氏はこの日、事故が発生した猛骨(メンゴル)水路を初めて運航したという。多数の行方不明者と死傷者が出ている中、現在も救助活動が行われている。

記者 : チョ・ヘリョン