“EXOの成長学概論”少年のイメージから脱皮した、彼らが見せた姿とは

OSEN |

人気グループEXOがさらに強烈な姿でカムバックした。パフォーマンスはさらに華麗になり、少年の初々しさから脱皮して、男性のパワフルさが感じられた。EXOがもう一段階成長したという証拠である。

EXOは15日午後8時、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で「EXOカムバックショー」を開催し、2ndミニアルバム「Overdose(中毒)」のステージを初公開した。パワフルさはもちろん「Growl」を超える高難度のパフォーマンスを続けて披露し、より強烈な姿になった。

この日のカムバックショーでEXOは、「Overdose」のミュージックビデオとステージを初めて公開した。「Overdose」はヒップホップとR&Bをベースにしたアーバンスタイルのダンス曲で、ビヨンセ、クリス・ブラウン、ジャスティン・ティンバーレイクなど、有名ポップスターを手がけた世界的なプロデュースチームThe Underdogsと、多数のヒット曲を作った作曲家Kenzieの共同作品だ。まるで甘い薬を過剰摂取したかのように致命的で強烈な恋に落ちて中毒状態になった男性のストーリーを事実的かつ感覚的に描き、EXO中毒となったファンの気持ちを隠喩的に表現している。

「Overdose」のミュージックビデオのポイントは、ワンテイク技法での撮影だ。神秘的な雰囲気の未知の空間に、EXO-KとEXO-Mが交互に登場し、華麗なパフォーマンスでミュージックビデオを埋め尽くした。EXOの特技でもある12人の切れのよい群舞は完璧な調和を誇っており、さらに難しくなったダンスでは迫力が感じられた。ワンテイク技法での撮影によるシームレスな雰囲気やクローズアップされたメンバーの表情から夢幻的で強烈なカリスマ性が感じられる。

ミュージックビデオについてベクヒョンは「ミュージックビデオを準備しているとき、ディオが床に横たわり、メンバーたちがその上に乗ってフォーメーションを作る部分があったが、とても難しかった。僕がミスをたくさんした」と述べた。チャンヨルは「今回の新曲のカメラワークは、ユニークなワンテイク技法だ。EXO-Kがダンスを踊ったら、EXO-Mのメンバーたちはカメラのアングルに入ってはいけなかった。そのためカメラの裏に隠れて走り回る姿がとても面白かった」と述べた。

「Overdose」のステージでもさらに成長した姿を確認できた。「Growl」では制服を着て登場し、少年と男性の間の姿を見せたならば、「Overdose」では成長した男性になった。始まりからダイヤモンドの形に立ち、難易度の高いダンスを見せた。メンバーたちが互いに踏み上がるダンスもあった。1列に並んだり、丸い形を作るなど、絶えずフォーメーションを変えながら完璧な群舞を披露した。さらに複雑になったが、自由奔放さも感じられた。少年のイメージから脱皮したパワフルさがそのまま伝わってきた。

ステージを終えたEXOは「2年ぶりにショーケースを開催して、感慨深い。本当に幸せだ。今回の活動も応援してほしい。以前よりいい姿をお見せする。2014年は僕たちが幸せにする。お越しいただいて、感謝する。さらに頑張る。分かれて活動することになるが、一緒にするスペシャルステージも多いので、がっかりしないで。中国でも熱心に活動したい」と覚悟を明らかにした。

EXOは、18日KBS 2TV「ミュージックバンク」をはじめとし、MBC「ショー 音楽中心」、SBS「人気歌謡」を通じてカムバックステージを披露する。

記者 : ソン・ミギョン