高校3年生のNC.A、ミニアルバム「Scent of NC.A」でカムバック“有名になることよりも音楽がもっと重要”

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写真=JJHOLIC MEDIA
歌手NC.A(本名:イム・ソウン)にとってこの8ヶ月は目まぐるしく流れた。夢見たことがスタートしたが、思ったより早いデビューに驚き、ステージに慣れていない自分に気づいた。わずか数ヶ月前まで「もう少しだけ練習してから出ていたならば、こんなに不自然な感じはなかったはずでしょうが」と思っていたNC.Aは少しずつ経験を積み重ねていくうちに、ステージの上でより明るくなり、余裕もできた。

2013年、シングル「My student teacher」「OH MY GOD」でハツラツとした魅力をアピールしたNC.Aは、7日にEPアルバム「Scent of NC.A」で帰ってきた。2014年春、自身の香りを音楽で表現するという意気込みだ。唐突に「I'm different」と叫ぶ19歳の少女、NC.Aにソウル江南(カンナム)にあるカフェで会った。


「『OH MY GOD』が可愛いだけだったなら、『I'm different』は少し違う」

デビュー以来ずっと可愛いイメージをアピールしてきたNC.Aは意外にも「可愛いイメージと私はあまり合わないと思います」と打ち明けた。歌声とは違い話す時の声は少しハスキーだった。NC.Aは新曲「I'm different」について「ひとつ年を重ねてもっと大人な感じにしました。『OH MY GOD』よりテンポが遅いので少し楽に歌うことができると思います」と説明した。

「私は自分の声があまり好きじゃありませんが、オーディションを受けて自信がつきました。所属事務所の代表に『顔が若く見えるし声も可愛いだろうと思ったが、意外とハスキーボイスだ』と言われました。堂々とした姿が良かったそうです。『OH MY GOD』が可愛い感じだけだったなら『I'm different』には大胆な面があります。今回のアルバムではもう少し私を見せられる部分が増えたと思います」

NC.Aは収録曲「Hello Baby」でプロデューサーのフィソンと共同で作業した。NC.Aはフィソンについて「怖いかなと思いましたが、思ったよりよく合わせてくれてまとめてくれました。細かい部分まで気を遣ってくれました」と語り感謝の気持ちを表現した。続けてNC.Aは「機会があればユン・ジョンシン先輩とも作業したいです。月刊ユン・ジョンシンをいつも聞いていますが、完全に私のスタイルです」と関心を示した。


大学進学に悩む高校3年生…「有名になること?音楽がもっと重要」

デビュー後、歌手と呼ばれるようになり、学校生活の時間は自然に減ってきた。翰林(ハンリム)芸能芸術高等学校の実用音楽学科に通っているNC.Aは「同じ夢に向かって走っている友達が本当に多いです。アイドルになりたい人、トレーナーになりたい人、作曲したい人など、いろいろいますが、皆仲良くしています。新曲が出て『聞いてほしい』と言ったら、コメントもくれます」と微笑んだ。

「高校3年なので大学進学についても悩んでいます。今(大学に)行かないと後悔しそうで実用音楽学科の試験は一応受けようと思っています。今は歌手を夢見た時とはかなり違います。有名になる音楽よりは私がやりたい音楽をしようと思っていましたので。今はダンスもやっているのでかなり違います。『やってみたら私に合う音楽のスタイルが出てくるだろう』と思っています」

「有名になるより(歌手として)細く、長く行きたい」と告白したNC.A。ヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージックを好み、最近 MONNIの「At The Moment」を好きになったと言うNC.Aは「私がやりたい音楽が、私が上手くできる音楽になればいいなと思います」と付け加えた。

「フルアルバムはまだ早いんじゃないですか。早く出せなくても構いません。もっとしっかりして充実させたいので」

記者 : イ・オンヒョク