B1A4が日本2ndアルバム「2」を全曲紹介!曲への思いやエピソードを交えてメンバーが徹底解説!

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「2」通常盤

今年1月、リーダーのジニョンが作詞作曲を手がけた新曲「LONELY」が、韓国地上波テレビの8つの音楽番組で1位に輝き、7つの音楽配信チャートでも1位を獲得。名実ともにNo.1アーティストの地位を築き、次のステップを目指すB1A4。

3月19日(水)、待望の日本2ndアルバム『2(トゥー)』をリリース。“to you~あなたに贈る”というB1A4からファンへのプレゼントという意味が込められた『2』は、日本オリジナルの新曲3曲と、韓国で発売されたミニアルバムなどに収録されていた楽曲の日本語バージョン5曲をまとめた、彼らの過去・現在・未来が交錯した作品となっている。
収録された全8曲について、曲や歌詞への思い、レコーディングエピソードを交えて、B1A4自身が解説した全曲紹介をお届けする。

1.Belive In Love

―アルバム『2』で、特にこれまでと違うカラーだと感じる曲は?

ジニョン:個人的にはリード曲の「Belive In Love」ですね。ボーカルの雰囲気が今までのB1A4とは全く違う感じです。

シヌゥ:僕も同じです。レコーディングは、心を落ち着かせて、穏やかにしてその感情が伝わる様に唄いました。特に「Belive In Love」は、別れを通じて、いろんな経験をして愛を探すっていう歌詞じゃないですか。成熟した人間の話なので、もっと心を安らかにして歌わないといけないんだと思って、がんばりました。

サンドゥル:僕は、この曲を最初に聴いたとき、映画のサウンドトラックを聴いている時の気持ち、感覚がよぎって。感動した映画のサウンドトラックを聴いている時って、映像はないけど、音楽だけでも研ぎ澄まされた感情が湧くじゃないですか? 何故だか広大な美しい景色が浮かんできました。

―どんな感情を込めて唄いましたか?

サンドゥル:歌詞を見ながらいろんな想像をしたんですけど、壮大な大自然の中にいて……穏やかで温かい気持ちになって……。“嬉しいことも、悲しいことも全て色々な感情を全部包み込みたい”っていう気持ちが湧きあがって大切に唄いました。

シヌゥ:サンドゥルくんは、メンバーの中でも一番感情表現や想像力がとても豊かだから、それがヴォーカルの表現力にも現れているんですよ。

サンドゥル:褒めてくれてありがとう(笑)
 
バロ:僕はレコーディングの時期に、ちょうどドラマの撮影でとても忙しくて。徹夜で撮影をしながら待ち時間に曲を聴いてました。歌詞に「涙を知るたびに君ならわかる。ほんとうの愛がなにかを」とあるように少しだけ大人になった僕たちの“ほんとうの愛”についてのメッセージを伝えることができるんじゃないかなと。すごくいい曲です。

ゴンチャン:僕はこの歌を歌いながら悲しくなりました。いつも幸せで微笑みがある、そういったラブソングだけを聴いてたんですが、この曲は、“痛い別れを経験して、本当の愛をわかっていく”というストーリーになってて。実際に経験はないから、初めは歌詞の意味がよく分からなかったんですけど、“悲しいいきさつを経て、本当の愛をわかっていく”んだなって思ったし、こういう経験を積んだらどういう感じなんだろう? というのも想像してみました。

ジニョン:他のメンバーが歌詞の内容については触れたので、僕はサウンドの話をしたいと思います。ミディアムテンポのR&Bですが、楽器の音を前に出して今までとはまた違うスタイルでやってみました。僕も最初に聴いた時は、サンドゥルくんと同じ様に穏やかで、温かくて広く落ち着いた気持ちになりました。

シヌゥ:僕も同じですね。僕たちの声でミディアムテンポのR&Bというジャンルを表現できることが嬉しかったし、ファンのみんなもきっと気に入ってくれると思います。メンバーたちも上手く表現できたし、とてもいい曲に仕上がったなと思います。


2.星影のうた

シヌゥ:「星影のうた」は、韓国バージョンもあって。初めて聴いた瞬間からとても気に入って大好きな曲です。色々なイメージが膨らむ曲なので、日本のファンの皆さんにこの曲を紹介することができて本当に嬉しいです。聴く時もいいですが、歌う時もとてもいい曲なので、コンサートでも早くこの曲を披露したいです。


3.Angel Eyes

―続きまして、「Angel Eyes」はバロさんにお願いします。英語とハングルのラップが入ってますね。

バロ:自由に表現したいと思ったので韓国語で書きました。ラップには、僕がひとりの女性を思い出した時に言える、“一番いい言葉を全部盛り込みたい”と思いました。だから、照れくさいけど“男性の立場から燃えている愛をコントロールできないもどかしい感情”をラップで表現しています。メンバーの歌は天国のように癒される雰囲気があって、可愛いし愛らしいし個人的に大好きな曲です。

―これは片想いですか?

バロ:ある意味で片想いですね。もしも僕が片想いをするなら、キレイな彼女を想像して、“こういう言葉を絶対に言うだろう”っていう最高の言葉を入れたのです。そう思ったらスルスルと30分くらいで書けました。


4.HEY!!

ゴンチャン:レコーディングする前から大好きな曲でした。特に「♪A to the B to the C~」の部分が一番好きです(笑) メンバーみんなで一緒に歌うパートなので、5人一緒に仲良く、ひとつのブースで唄って楽しかったです。そんな僕たちの楽しい雰囲気が伝わるとうれしいです!

―サンドゥルさんが苦労したと聞きましたが。

サンドゥル:あぁ! 思い出した!(爆笑) 僕、最後の「to the D to the E♭♪」を何度も噛んでしまって。もしかして僕はアルファベットを知らないんじゃないかなっていう錯覚に陥りました(笑) きっとこの曲は、2~3歳でも好きになってくれる、ABCを覚える時にも助けになる、全年齢層が好きになる、楽しい曲だと思いますよ。


5.歩いてみる-Japanese ver.-

―あとの4曲は韓国のミニアルバムなどに収録されていた楽曲の日本語バージョンになってますね。

ジニョン:そうですね。「歩いてみる」は、別れた恋人に対しての思い出というか“今、彼女はどこにいるんだろう? 何をしてるんだろう? 今、僕のことについてどういう風に思ってるんだろう?”って想像してしまう気持ちを込めました。この曲は、韓国語のオリジナル曲を歌う時も日本語で歌うときも、レコーディングにすごく時間がかかったんです。とても繊細に、ディテールにこだわって歌わないといけないので、夜遅くまでレコーディングが終わりませんでした。どう歌うかによって、この歌自体が変わってしまうって思ってたんですね。

―歌い上げず、ちょっと抑えて歌ってるのに、気持ちが高揚していく感じがある、そのバランスが絶妙だなと思いました。

ジニョン:はい。そう言っていただけるとうれしいです。本当にそういうところを大切にした曲なんです。悲しいからといって悲しい声で歌ってしまうと、よくないと思っていたので、すごく気を遣ってレコーディングしたヴォーカルになってます。


6.Yesterday-Japanese ver.-

サンドゥル:「Yesterday」は、僕が個人的に大好きな曲です。歌を聴く時、僕はいつも心に浮かぶ場面と重ね合わせて聴くんですね。この曲は、悲しいドラマのワンシーンのように聴こえて。最初は、彼女の大切さを知らなかったんだけど、今ではどんなに頑張っても彼女は戻ってこないっていう。すごく心の痛む歌詞なんですが、歌う時は僕が心の中で描いてるシーンを全部伝えたかったので、それを想像しながら歌いました。韓国語バージョンも日本語バージョンもそうなんですけど、僕が男性だからそういう表現を上手くできたんじゃないかなと思います。ま、想像だけで、実際にはまだこういう経験はないんですが……(笑)


7.イゲ ムスン イリヤ~なんで?どうして?-Japanese ver.-

―(笑) 日本ではシングルとしてリリースした「イゲ ムスン イリヤ~なんで?どうして?」はジニョンさんの経験から生まれた曲ですよね。

ジニョン:そうですね。歌だからちょっと誇張したところもあるんですが、昔の学生時代にすごく親しかった友達から電話がきて『君の彼女が他の男性と一緒にいた』っていう、ほんとにドラマで出てくるようなことがあって。それが、僕の経験になってしまったことが、とてもショックだったんですね。その当時の状況を表現すると、ほんとに“イゲ ムスン イリヤ!”“何で? どうして?”でしかない。同じような経験をしたことがある方はきっと分かってくれると思います。

シヌゥ:僕は個人的にはこういう経験がなかったので、理解をするのは難しかったんですが、ジニョンくんからいろいろ聞いて。こういう出来事が起きたらどういう気分になるんだろうって、ジニョンくんの立場を想像し、目の前で彼女と会話をしている気持ちでレコーディングをしました。ただ、僕もこういう出来事が起きたら、きっと “イゲ ムスン イリヤ!!”って叫ぶと思います(笑)


8.YOU ARE MY GIRL-Japanese ver.-

―最後の「YOU ARE MY GIRL」はライブではお馴染みの曲です。

バロ:ファンのみんなと一緒に歌う、みんなに愛されてる曲ですね。歌詞には、ボクたちからファンのみんなに贈るメッセージが盛り込まれているし、僕たちのエネルギーと、ウキウキした楽しい気持ちも全部入ってる。みんなの前で歌うのがほんとうに嬉しくて、“BANA(バナ ※B1A4のファンの総称)=マイガール”と思える大切な曲です。

ゴンチャン:僕たちにとってのファンは、ほんとに貴重で、ほんとに大切で、なくてはならない唯一の存在なんですね。いつも、どこでも、本当に遠くに離れていてもずっと応援してくれているので、感謝するファンのみんなのための曲だし“大切な君がいなきゃダメだ”っていう気持ちを込めた曲です。日本のコンサートでみんなと「YOU ARE MY GIRL」を歌えるのが楽しみです。

インタビュー:永堀アツオ

B1A4 日本2ndアルバム「2」

初回限定盤A/初回限定盤B/通常盤
●初回限定盤A (CD+DVD) PCCA.04005 / ¥3,800(本体)+税
●初回限定盤B (CD+グッズ) PCCA.04006 / ¥3,800(本体)+税
●通常盤 (CD Only) PCCA.04007 / ¥2,800(本体)+税

【コンサート情報】
B1A4 LIVE TOUR 2014 in Japan 「Listen To The B1A4」

●横浜公演
2014年4月5日(土) 16:30 OPEN / 17:30 START
2014年4月6日(日) 15:00 OPEN / 16:00 START
会場:横浜アリーナ
チケット:S席一般指定 ¥9,500(税込)
プレイガイド:SOGO TOKYO オンラインチケット/チケットぴあ/ローソンチケット/イープラス
●大阪公演
2014年4月10日(木) 18:00 OPEN / 19:00 START
会場:大阪城ホール
チケット:S席一般指定 ¥9,500(税込)
プレイガイド:SOGO OSAKA オンラインチケット/チケットぴあ/ローソンチケット /CNプレイガイド/イープラス

B1A4日本公式サイト:http://b1a4.info/

記者 : Kstyle編集部