「ヒーリングキャンプ」イ・ボヨン、トークまで可愛らしいですね

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写真=SBS「ヒーリングキャンプ」スクリーンショット
演技からトークまで、できないことはない。女優イ・ボヨンの魅力はまさに無限大であった。

10日に韓国で放送されたSBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」(以下「ヒーリングキャンプ」)では、イ・ボヨン編の第2弾がオンエアされた。

この日の放送でイ・ボヨンは夫チソンとの馴れ初め話を明かした。チソンはドラマ「ラストダンスは僕と一緒に」でイ・ボヨンと共演した後に入隊した。休暇のたびにイ・ボヨンに連絡したチソンはマネージャーに先に気持ちを明かし、ロマンチックな手紙で自身の心を伝えた。チソンをただの“いい先輩”だと思っていたイ・ボヨンは、チソンの告白を断ったが、彼の大人な魅力に惹かれて交際を始めた。6年間の交際の末、昨年にはついに結婚に至った。

二人のラブストーリーは多くの人々が知りたがっていたことでもあった。そのためだろうか。イ・ボヨンはMCたちの質問に少しのためらいもなく素直に答えた。知られている内容もあったが、新たな情報がさらに多かった。終始チソンに対する愛情を表し、人々を羨ましがらせた。

また、イ・ボヨンはドラマ撮影で忙しい自身に代わって結婚式を準備してくれたチソンに感謝の気持ちを表し、視線を引きつけた。放送では初めて結婚写真を公開し、プロポーズ当時を思い出しながら微笑みも見せた。チソンとの甘い新婚生活についても打ち明けた。

しかし、良いことばかりではなかった。イ・ボヨンはチソンとの交際を認めてから、仕事がなくなってスランプに陥ったという。広告の再契約に失敗し、収入も減った。しかしイ・ボヨンは諦めなかった。傷ついたが、初めて「演技がもっと上手くなりたい」と思うようになったのだ。2年間の空白が演技に対して考えるきっかけとなったわけだ。そしてイ・ボヨンは、ドラマ「いとしのソヨン」「君の声が聞こえる」などの連続ヒットで“視聴率の女王”になった。イ・ボヨンのそばで黙々と力になってあげていたチソンも、彼女の成功に感激したという。

さすが女優だった。チソンの妻や女性としてではなく、女優としての望みも明かした。イ・ボヨンは「年を取ったら後輩たちのために席を譲ってあげようと思っている」とし「譲らなければならない時には『花よりお姉さん』の先輩方のようにカッコよく譲ってあげたい」と話した。ユン・ヨジョン、キム・ジャオク、キム・ヒエ、イ・ミヨンを見ながら、未来への準備をしていたのである。

イ・ボヨンは終始可愛らしいトークを繰り広げた。「無駄に話した気がする」「あなたはなぜそうするのか」「断固とした口調が心配だ」などの自虐発言やストレートな発言も辞さなかった。このようにイ・ボヨンは率直で愉快なトークで雰囲気をリードした。また全身で感情を表現しながら自身の話に集中させた。MCたちも感嘆詞を連発しながらイ・ボヨンの話に耳を傾けた。

さらにイ・ボヨンはMCイ・ギョンギュと妙な神経戦を繰り広げながら笑いを誘った。ところがMCソン・ユリとは最高の相性を見せた。二人は些細なことでも相槌を打ち、共感し合った。イ・ボヨンは恋愛も仕事も成功させたいというソン・ユリに温かいアドバイスをした。

何より彼女は率直だった。演技でお茶の間を虜にしただけでなく、抜群のトークセンスまで披露した。学生時代から今に至るまでの自身の話を虚心坦懐に打ち上げながら、これまでは知られていなかった一面をアピールした。時には恥じらいながら、時には大胆に、時にはラブリーな魅力で「ヒーリングキャンプ」をいっぱいに満たした。

魅力と余裕のある人として年を取りたいというイ・ボヨン。彼女の今後の活躍が楽しみだ。

記者 : パク・グィイム