「韓国大衆音楽賞」ユン・ヨンベ3冠、チョー・ヨンピル&EXO2冠の“快挙”(総合)

OSEN |

歌手ユン・ヨンベが韓国大衆音楽賞の3冠を、EXOとチョー・ヨンピル、ソヌ・ジョンアが2冠を獲得した。

ユン・ヨンベは28日午後、ソウル麻浦(マポ)区西橋(ソギョ)洞YES24ムーブホールにて開催された「第11回韓国大衆音楽賞」の授賞式で、「今年のアルバム賞」「最優秀モダンロック曲賞」「最優秀モダンロックアルバム賞」を受賞し、3冠王となった。

この日、ユン・ヨンベは賞を受けとった後、慌てたようにためらった。彼は「今日、ここに来る途中、母子3人が無理心中した記事を見た。最低所得について考えてみてほしい」と話し、注目を浴びた。さらにユン・ヨンベは曲部門だけでなくアルバム部門で受賞した際も最低所得について話した。

一方、EXOは「Growl」で「ダンス&エレクトロニック曲賞」と「ネットユーザーが選んだ今年の音楽家:グループ部門賞」を受賞した。EXOは「今日、このような光栄な場で、2冠もいただけるとは思わなかった。本当に感謝している。昨年の一年間、韓国だけでなく世界中でEXOを愛してくれたファンの皆様に感謝したい。その期待に応じるためにも2014年は、さらに頑張りたい」という感想を述べた。

チョー・ヨンピルは「Bounce」で「今年の曲賞」と「最優秀ポップ曲賞」を受賞した。しかし、海外にいるため授賞式には参席できなかった。

ソヌ・ジョンアは「It's okay, dear」で「最優秀ポップアルバム賞」と「今年の音楽家賞」を受賞した。「期待していなかったため、本当に驚いたし緊張している。昨年ニューアルバムを発売して、熱い注目を浴びながら大衆とコミュニケーションすることができ、本当に幸せだった。1人だったらこのアルバムは作ることができなかった。所属事務所であるMAGIC STRAWBERRY SOUND、私のヒステリーを全て受け入れてくれた夫、そしてアルバムの基礎枠作りでモニタリングしてくれたYG ENTERTAINMENTのTEDDYさん、エンジニアのシン・ソングォンさん、ヤン・ヒョンソク代表に感謝する」と述べた。

この日の祝賀ステージは、3号線バタフライ、Garion(ガリオン)、Galaxy Express、404が行った。

韓国大衆音楽賞は大衆歌謡とインディーズでリリースされた曲とアルバムを網羅する授賞式で、曲の興行と経済的成果のほかにも、完成度を重要な評価の基準として適用する。選定委員会は学会、大衆音楽評論家、音楽担当記者、音楽番組プロデューサー、市民団体関係者など、各業界の専門家約70人で構成される。

第11回韓国大衆音楽賞 受賞リスト

【総合分野】
・今年のアルバム:ユン・ヨンベ「危険な世界」
・今年の曲:チョー・ヨンピル「Bounce」
・今年の音楽家:ソヌ・ジョンア
・今年の新人:Rock 'N' Roll Radio

【ジャンル分野】
・最優秀モダンロック曲部門:ユン・ヨンベ「危険な世界」
・最優秀モダンロックアルバム部門:ユン・ヨンベ「危険な世界」
・最優秀ラップ&ヒップホップ曲部門:Bullhandang Crew
・最優秀ラップ&ヒップホップアルバム部門:Paloalto「Chief Life」
・最優秀R&B SOUL曲部門:Jinbo「Fantasy」
・最優秀R&B SOULアルバム部門:Zion.T「Red Light」
・最優秀ポップ曲部門:チョー・ヨンピル「Bounce」
・最優秀ポップアルバム部門:ソヌ・ジョンア「It's okay, dear」
・最優秀ロック曲部門:Yellow Monsters「RED FLAG」
・最優秀ロックアルバム部門:Yellow Monsters「RED FLAG」
・最優秀ダンス&エレクトロニック曲部門:EXO「Growl」
・最優秀ダンス&エレクトロニックアルバム部門:クレンチェット「YOUTH!」
・最優秀ジャズ&クロスオーバー ジャズアルバム:ナ・ユンソン「Lento」
・最優秀ジャズ&クロスオーバー クロスオーバーアルバム:Salon de オ・スギョン「Salon de Tango」
・最優秀ジャズ&クロスオーバー 最優秀演奏:KimOki「Cherubim's Wrath」

■スペシャル分野
・選定委員会スペシャル賞:Naver Onstage
・スペシャル分野 功労賞:パク・ソンヨン

■ネットユーザーが選んだ今年の音楽家
・グループ部門:EXO
・男子部門:BIGBANG G-DRAGON
・女子部門:イ・ハイ

記者 : ソン・ミギョン