東方神起 チャンミン主演「Mimi」3つの観賞ポイントとは?本日(21日)放送スタート

OSEN |

東方神起のチャンミンが主演を務めるケーブルチャンネルMnetドラマ「Mimi」(脚本:ソ・ユソン、演出:ソン・チャンス、制作:SM C&C)が本日(21日)午後11時から韓国で放送される。

これに先立ち、BEASTのヨン・ジュンヒョンが主演を務めたtvN・Mnetドラマ「モンスター~私だけのラブスター~」でミュージックドラマの新たな1ページを切り開いたMnetが、今回披露する「Mimi」ではどのようにして視聴者の心を掴むのだろうか?放送前に3つのポイントをおさらいしておこう。

1. 初恋…感性的な癒し系ドラマがやってくる

「Mimi」は初恋を題材にしたドラマだ。初恋を失った男ミヌ(チャンミン)、初恋の記憶の中で生きる少女ミミ(ムン・ガヨン)、遅れてやってきた初恋に胸をときめかせる女ウネ(シン・ヒョンビン)。この3人のそれぞれ違った初恋を彼らの視点から描く。特に、第1話でミヌとミミが描く甘くて爽やかな恋は、見ているだけ自然と笑みがこぼれるほど美しくて純粋だ。

初恋は誰もが一度は味わう切ない経験であるだけに、「Mimi」を見ているとふと忘れていた思い出に心が温まるというのが制作陣の説明である。

劇中でミヌとミミが描く美しい恋が、忘れかけていた初恋のときめきや切ない思い出を呼び起こす感性的な癒し系のドラマになると関心を集めている。


2. 初恋にミステリーを加えた“マルチジャンル”

「Mimi」は、失われた記憶を探し出すミヌの話が主なストーリーだ。ウェブ漫画家である彼が初恋を探し始めた理由も、そしてその過程でウネと別の恋を育てていくことも全て記憶を取り戻す旅から始まったことだ。

このような理由から、初めはミヌとミミの淡い初恋に胸をときめかせた視聴者たちも、いつの間にかミヌの失った記憶に集中し、ドラマに限りなく没頭することになる。

演出を担当したソン・チャンス監督は、「『Mimi』は3人の時空を越えたラブストーリーを描いたドラマだが、単に叙情性だけに頼った作品ではない。ラブストーリーとミステリー、心理ドラマが合わさったマルチジャンルであり、差別化されたドラマ構造に俳優たちの熱演が加わって面白いドラマになるだろう」と説明した。

3. 美しい映像で“目の保養”

暖かな日差しの下で自転車に乗って走るミヌとミミ。懐かしい小さな美容室でミヌの頭を恥ずかしそうに洗ってあげるミミ。美術室で初めてお互いの気持ちを確認した時の胸ときめくファーストキスなど、「Mimi」には私たちが懐かしく感じるような初恋のエピソードがあちこちに散りばめられている。そのため、ドラマを見ているといつの間にか目の保養になる時間を持つことになる。

ソン・チャンス監督は、「初恋を思い出すと、誰もが叶えられなかったことへの切なさと痛みを持っている。それで、そんな美しい悲しみをドラマのあちこちに込めようとしたし、できるだけ自然に表現しようとした。美術、小道具、俳優の全てがドラマの中に自然に溶け込んでほしいと思い、スタジオ撮影を一切行わずに100%オールロケで撮影した」と撮影のビハイドストーリーを明かした。

実際に「Mimi」は昨年、制作陣が1ヶ月間にわたる徹底したロケハンを通じてソウル、京畿(キョンギ)近郊をはじめ、釜山(プサン)甘泉(カムチョン)文化村、荒嶺(ファンリョン)山・烽燧台、慶州(キョンジュ)、隍城(ファンソン)公園など様々な場所をロケ地に決め、自然の美しい風景を映像に収めるために努力した。

「Mimi」は、時空を越えて運命が変わってしまった男女の美しくも切ない初恋を題材にした作品だ。ドラマでチャンミンは華やかな外見で人気の高いウェブ漫画家のミヌに扮し、失った初恋を探しに出る痛みを抱いた男性主人公を熱演する。覚えてもいない初恋のために痛みを抱いている28歳のミヌと、初々しい初恋に心ときめく18歳の高校生ミヌとして、過去と現在を行き来しながら一人二役を演じる予定だ。また、チャンミンの初恋であるミミ役には新人女優ムン・ガヨンが抜擢された。21日午後11時から4週にわたって韓国で放送される。

記者 : パク・ヒョンミン