服役中の故パク・ヨンハさん元マネージャー、控訴審で執行猶予を宣告

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“詐欺は未遂に終わり、盗んだ物品もすべて返還……実刑の維持は厳しい”

私文書偽造、偽造私文書行使、詐欺未遂、窃盗の疑いで、1審で法廷拘束された故パク・ヨンハさんの元マネージャーイ氏が控訴審で執行猶予を言い渡された。

13日午後、ソウル中央地方裁判所刑事控訴9部(部長判事カン・ウルファン)は、パク・ヨンハさん名義の預金請求書を偽造した疑い(私文書偽造)などで起訴されたイ氏に、懲役8月に執行猶予2年を言い渡した。

裁判部は控訴事実を全て有罪と認めたが、詐欺が未遂に終わったことや盗んだ物品を全て遺族に返したことを勘案し、執行猶予を言い渡した。裁判部は「イ氏が遺族にまた別の苦しみを与えたものの、社会的に十分非難を浴びており、仕事を続けることが難しくなったことなどを考慮すると、実刑の維持は過酷だ」と伝えた。

イ氏は2010年6月30日にパク・ヨンハさんが死去すると、その1週間後、東京にある銀行で故人の印鑑を用いて預金請求書2枚を偽造し、約2億4千万ウォン(約2311万円)をおろそうとした疑いを受けた。また、故人の所属事務所のオフィスで写真集や2500万ウォンに相当するアルバム、備品、カメラ、写真などを盗んだ疑いも受けている。

イ氏は2013年11月に開かれた1審結審公判で懲役8ヶ月を言い渡され、拘束された。ソウル拘置所で収監生活をしたイ氏は、判決直後、裁判所に控訴した。イ氏は1月に行われた控訴審公判で、涙ながらに無罪を訴えた。

記者 : イ・オンヒョク