「傷だらけのふたり」ファン・ジョンミン、信じて見られる俳優の力…損益分岐点突破

OSEN |

写真=「男が愛する時(原題)」(邦題:「傷だらけのふたり」)ポスター
俳優ファン・ジョンミンが“信じて見られる俳優”であることを証明した。

映画「傷だらけのふたり」(原題:「男が愛する時」、監督:ハン・ドンウク)が、累積観客数153万人(7日累積観客数153万9591人)を突破し、損益分岐点を超えた。

正統派ロマンスジャンルの同映画は、ファン・ジョンミンが主演を務め、タフなヤクザの姿、1人の女性への不器用な恋とときめき、そして父と家族への申し訳ない思いまで、その表現力で観客に感動を伝える。

このようなファン・ジョンミンのほかにもクァク・ドウォン、チョン・マンシク、ナム・イル、キム・ヘウン、カン・ミナの熱演が見所として挙げられる。

「傷だらけのふたり」最近低迷する韓国ロマンス映画に小さな火種を撒いた作品と思われる。ファン・ジョンミンは同映画に出演したきっかけについて「韓国映画市場からロマンス映画が消えていくことが気の毒で出演することになった」と語ったことがある。

また、ファン・ジョンミンはノワールジャンルの「新世界」から、コメディジャンルの「ダンシング・クィーン」、ロマンスジャンルの「君は僕の運命」まで、あらゆるジャンルを網羅するチケットパワーを持つ俳優であることを証明した。

「傷だらけのふたり」は「新世界」の制作スタッフとファン・ジョンミンが再会した作品で、先月22日に韓国で公開され現在上映中だ。

記者 : チェ・ナヨン