ソ・ジソブ「突然丸刈りにしたくなり、自分でバリカンでカットした」

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At the Cover Story SHOOTING

演じるキャラクターごとに、最も完璧にハマり自分のモノにする男。いつも期待以上を見せてくれ、期待以上を想像させる男、ソ・ジソブ。彼に先月3日、アットスタイルのグラビア撮影で会った。

1月3日。ドラマ「主君の太陽」撮影前から首を長くして待っていたソ・ジソブとの出会いが実現した。長く待っただけに、撮影への期待は高かった。その上、ドラマ「主君の太陽」以降顔が見えなかったので、彼の姿がとても気になった。そのような彼が、「アットスタイル」のグラビア撮影のため、スタジオに入ってきた。大きな手を振りながら、もし「失せろ」と怒鳴られればオーバーな反応を見せながら大きく笑ってやろうと心に決めた。

しかし、その計画は一瞬にして泡になってしまった。丸刈りの坊主頭で照れたようにスタジオに入ってきた彼からは、「主君の太陽」でのやんちゃな姿の代わりに、男の匂いがムンムンしていたからだ。ロングパンツにレイヤードしたカムフラージュパンツ、無精ひげ、色黒の肌に水泳で鍛え込まれたがっしりした背中、休息期間に体重が増えたと恥ずかしがっていたが、少し肉のついた姿が彼をさらに魅力的にしていた。

「ドラマが終わって休んでいたら、いきなり丸刈りにしたいと思いました。それで、バリカンを買って来て家で自分でカットしました」とメイクをしている間、短くなったヘアスタイルについて説明を続けた。また、ヘアスタイルが変わってから初めての撮影だと、照れ続けていた。まるで、入隊するために短く切った頭を撫で続ける二十歳の青年のように。

しかし、撮影が始まるやいなやデビュー20年を迎えた年輪はそのままスタジオを包んだ。寡黙だったが格好つけず、雰囲気を盛り上げようとイタズラをしていたが決して軽々しくはなかった。顔いっぱいにやんちゃな表情を浮かべていたかと思えば、撮影が始まる瞬間、音楽に合わせ、衣装のスタイルに合わせてポーズをとった。なぜ“ソガンジ(ソ・ジソブの「ソ」+カッコいいという意味の「ガンジ」をつけたソ・ジソブのニックネーム)、ソガンジ”と言われているかを証明してくれる瞬間だった。

“ソ・ジソブの変身”というテーマで行われたこの日の撮影は、順調に終了した。そしてブラウン管とスクリーンを通じて見せてくれた多彩な彼の姿は、そのままカメラに盛り込まれた。

記者 : @star1、写真 : キム・チャンヒョン