MBLAQ チョンドゥン「姉である2NE1のDARAの愛情、6年間ずっと受けてきた」

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写真=BOBOSカンパニー

アイドルグループMBLAQのチョンドゥンが、「MOON NIGHT(ムーンナイト)」でミュージカルデビューを果たす。「MOON NIGHT」は、単に歌が歌えるからといって演じきれる作品ではない。一般的なミュージカル俳優では踊りきれないほど激しいダンスが多いため、歌とダンスが両方共こなせなければならない。

このような点から言うと、チョンドゥンはミュージカル俳優としてのスタートをうまく切ったようだ。MBLAQが得意とするダンスと歌を思う存分に披露することができるからだ。「MOON NIGHT」でミュージカルデビューするチョンドゥンに、今月16日三成洞(サムソンドン)で会った。

―人生初のミュージカルとなるが、感想は?

チョンドゥン:「全国のど自慢」というミュージカルを見たことがあるが、MBLAQの「戦争だ」がミュージカル中で登場した。僕たちの歌がどのようにアレンジされて、構成されたのか聞いて驚いた。「全国のど自慢」が気に入ったので、ミュージカルをもっと見に行こうと思っていたらミュージカルデビューすることになった。

ミュージカルをしようと決めた時に思い浮かんだ最初の思いは、歌手が歌を歌うステージとあまり違わないだろうということだった。でも、練習をしてみると違った魅力がある。多くの点が似ていながらも、明らかに違う部分があるので難しい。どうすれば初めてのミュージカルを素敵に演じることができるのか、努力している。

―同じMBLAQのメンバーであるスンホとは違う役だが。

チョンドゥン:僕は劇中でイ・ミンス役を演じて、スンホ兄さんはカン・ウヒョク役を演じる。MBLAQの姿だけでなく、違う姿もお見せしたかったので、同じ公演でも違う役を演じる。イ・ミンスは田舎から上京してきた純粋で素直な青年だ。観客に楽しんでいただくために、コミカルな姿を演じようと頑張っている。スンホ兄さんが演じるカン・ウヒョクは、格好良く節制されたダンスが多い。僕が演じるイ・ミンスは、スンホ兄さんよりも明るくて軽快なダンスを踊る。

「最近の楽曲より、1980~90年代の音楽をよく聞く」

―「MOON NIGHT」では、懐かしい音楽が多く流れる。

チョンドゥン:1980~90年代の曲が好きだ。最近の曲よりもたくさん聞いている。DEUX(デュース)の「僕を振り返って」という曲は、ミュージカルの練習で初めて聞いた。今この曲を発売したとしても大人気を集めたのではないかと思うほど良い曲だ。

―ミュージカルの演技はどうだ?

チョンドゥン:ドラマには出演したことがある。ドラマは、カメラアングルからはみ出してはならない。動きが大きい場合もあるが、大半はタイトショット(Tight shot)だ。しかし、ミュージカルは観客が映像を通じてではなく、ステージを直接見る。動きが大きくないと、少し離れた席の観客には見えないかもしれないし、観客全員が僕の動きを見て、理解できなければならない。ドラマの小さな動きに慣れていたので、大きく動こうとするとまだぎこちない。

―デビューして6年間、韓国だけでなく海外でもコンサートを何度も行った。コンサートの経験をミュージカルに取り入れるとしたら?

チョンドゥン:コンサート準備は数ヶ月も前から始まり、本番の2~3週間前から緊張して準備をする方だ。振付と歌を早く覚えなければならないが、すぐに覚えられる方なので、公演の途中でダンスを忘れることはないと思う。

―ハンサムなルックスを際立たせるためにバラエティにも出演できそうだが、バラエティは辞退しているようだ。

チョンドゥン:バラエティよりも音楽に対する意欲が強い。バラエティをやりたい気持ちはあるが、音楽にだけ専念すると事務所に話して、作曲に集中している。自分が作る曲としてはR&Bとヒップホップが好きだ。マイケル・ジャクソンやジャスティン・ティンバーレイクなどの音楽が本当に好きだ。彼らの音楽的な感性を、自分の曲に取り入れようと努力している。彼らの音楽を通じて音楽的な感性とインスピレーションを得ることはあるが、自分ならではの音楽カラーを盛り込むことも重要だ。

―KBS 2TV「出発!ドリームチーム」では激しい動きが多い。

チョンドゥン:バドミントンとボウリングが得意だが、運動自体が得意な方ではない。(「出発ドリームチーム」に出演して)挫折はしなかったが、「自分の限界はここまでなんだな」と思った。旧正月に韓国で放送されるMBC「アイドルスター陸上・アーチェリー・フットサル・カーリング選手権大会」の撮影では、アーチェリーの収録を終えた。

―実の姉である2NE1のDARAは、どのような存在か。

チョンドゥン:姉は大きなオーラを持っている。家にいると、姉という存在だけでも大きく見える人だ。弟の僕がデビューしてからコンサートやアルバムの準備をするときも花を送ってくれるなど、色々と気を遣ってくれた。でも、そうした姉の愛情は、僕がデビューして6年になる今も変わらず続いている。最近は、姉の愛情をデビュー当時よりもさらに大きく感じる。

―お姉さんが美人なので、これから付き合う女性の顔にこだわるのでは?

チョンドゥン:独立した性格なので、誰かに影響されるタイプではない。容姿にこだわるのではなく、愛する人と付き合うつもりだ。

―ユニット活動を一緒にしたいメンバーとして、スンホを挙げたことがある。そのような中で、今回の「MOON NIGHT」でスンホと共演することになったが。

チョンドゥン:スンホ兄さんは、イ・ジュン兄さんや僕と同じく、ダンスに関心が高い。イ・ジュン兄さんはダンスが好きで、Mnet「ダンシング9」に出演した。MBC「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の場合も、イ・ジュン兄さんがとても出演したがったが、スンホ兄さんが出演した。スンホ兄さんはブレイクダンスのような激しいダンスも好きだ。ダンスが好きだという共通点があるので、一緒にユニット活動したいメンバーとしてスンホ兄さんを挙げた。

記者 : パク・ジョンファン