俳優チャ・スンウォンが歌手PSY、BIGBANG、2NE1などが所属しているYGエンターテインメント(以下YG)と専属契約を結んだ。YGには女優ク・ヘソン、ユ・インナ、チョン・ヘヨンなども所属している。

20日YGによると、チャ・スンウォン、イム・イェジン、チャン・ヒョンソンは、最近YGと専属契約を結んだ。また、彼らと苦楽を共にしてきたTエンターテインメントの俳優マネジメントスタッフらもYGに移籍した。

これと関連し、YGエンターテインメントのヤン・ミンソク代表は「KTとのホログラム事業、アメリカで大規模公開したハリウッドアニメーション『The Nut Job』の制作会社であるREDROVERの持分確保やマーケティング提携などを通じてYGが進めている映像制作において、今後相乗効果の創出と戦略強化という側面から、俳優のマネジメントも自然に強化していく計画を持っている」と語った。また「最近披露している『WINNER TV』など、YGが直接作る放送コンテンツの制作力量も強化できるものと見ている」と説明した。

YGはアルバム制作、歌手のマネジメントのみならず、俳優のマネジメント分野の強化と様々な事業を通じて総合エンターテインメント社へ跳躍するための土台を作っていく予定だ。YGは俳優部門の力量をさらに強化し、チャ・スンウォンもまた、YGの体系的でグローバル化されたマネジメント支援を通じて、俳優として幅広い活躍をするものと見られている。

チャ・スンウォンは映画「戦火の中へ」(2010)、「目には目、歯には歯」(2008)、「拍手する時に去れ」(2005)などの作品で強くてインパクトのある演技で忠武路(チュンムロ：韓国の映画界の代名詞)が愛する俳優として位置づけられた。ドラマ「最高の愛～恋はドゥグンドゥグン～」」(2011)で「MBCドラマ大賞」のミニシリーズ部門男性最優秀賞を受賞するなど演技力を認められた個性派俳優だ。