初回放送「抱きしめたい~ロマンスが必要~」職場を背景に“さらに大胆でさらに面白くなった”!

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写真=tvN「抱きしめたい~ロマンスが必要~」スクリーンショット
「抱きしめたい~ロマンスが必要~」がベールを脱いだ。さらに大胆になり、さらに面白くなった。

今月13日、tvNの代表ラブコメディー「抱きしめたい~ロマンスが必要~」の放送が始まった。第1話では二人の主人公キム・ソヨン(シン・ジュヨン役)とソンジュン(ジュワン役)の再会が流れた。

シン・ジュヨンは売れっ子テレビ通販のファッションMDだ。5回連続売り切れ行列という記録を打ち立てた主人公だ。彼女は恋愛においてもがむしゃらだった。社内恋愛中だった彼女は、彼氏のジョンホ(アレックス)と非常階段で激しいキスを交わしながら熱い気持ちをあらわにした。

しかし、意図しなかった危機にさらされた。キスを交わしたその日の夜、ジョンホはジュヨンに別れを言い渡した。プロポーズを期待していたジュヨンはあえてクールなふりをした。

また、ジュワンは“シンシン”(シン・ジュヨン)に会うために17年ぶりに韓国に帰ってきた。ジュヨンはジュワンが生まれた日から彼と一緒に過ごした、彼にとってはこの世の全てというべき女性である。韓国に到着してすぐ、ジュワンはジュヨンに電話して嬉しさを隠せなかった。片思いだった。ジュヨンは「あなた、あのときも不細工だったのにどれぐらい不細工になったの。不細工で嫌だ。うちの母は昔、偉いあなたを育てながらお金を稼ぎ、うちの生計を立てた。あの時を思い出しそうであなたと会いたくない」と冷静に話した。美しかったジュワンの記憶とは異なり、ジュヨンはすでに社会生活に疲れきった敏感で計算高いな女だった。


少し経ってからジュワンは世界的なデザイナーブランドのパーティでジュヨンに似た女性と出くわした。ジュワンと顔を合わせた女性は毒々しく、神経を尖らせていた。ジュワンは彼女がジュヨンであることを知り、苦々しくも悲しい表情を隠せなかった。それでもジュヨンを探して走り出した。今後二人がどのようにラブラインを描くのかに注目が集まる。

「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は「ロマンスが必要」のシーズン3にあたるもので、シーズン1から共にしてきたチョン・ヒョンジョン脚本家とチャン・ヨンウ演出が再び息を合わせた。ドラマの背景はテレビ通販の会社だ。33歳のヒロインはテレビ通販のMDとして登場する。初々しい感性の20代男性、30代後半の職場の上司と描く三角関係が中心の物語である。ここに様々な年齢層のヒロインの友人が出演する。

前作の「ロマンスが必要」が30代の3人の女性たちの仕事と愛を重点的に取り上げたとしたら、シーズン3では職場に背景を移す変化を準備した。さらに多様になった年齢層のキャラクターのためだ。この日の放送では30代のキム・ソヨン、30代のパク・ヒョジュ、20代のユン・スンアがチームとなり、年齢別の“恋愛方式”を見せた。

この過程で大胆なスキンシップ熱戦が視線を引き付けた。放送前半からユン・スンアの深い“裏通りキス”が放送され、視聴者をドキドキさせた。このキスはキム・ソヨンにバトンが渡された。キム・ソヨンもアレックスと濃度の深いキスシーンを演出した。また、キム・スヨンがソンジュンに投じる「あなた、うちに来ないで。家で彼氏と一緒に一日を過ごすこともある。私の喘ぎ声が聞きたいの?」などの発言は“見せる”よりも“想像させる”「ロマンスが必要」シリーズならではの設定でもあった。

ロマンスだけでなく、現代女性の人生にもフォーカスを当てた。「抱きしめたい~ロマンスが必要~」のチャン・ヨンウ監督は最近行われた制作発表会で「シーズン1ではヒロインの主体的な性格を取り上げようとした。シーズン2ではその感情をそのまま見る女性の気持ち、今回のシーズン3では職場に通う現代女性が感じる恋愛と仕事を同時に描きたい」と説明した。華麗なファッション世界を描きつつ見所を提供し、その中で起きる嫉妬と仕事に対する情熱なども一緒に流れ、視聴者の共感を引き出す見込みだ。

「抱きしめたい~ロマンスが必要~」は韓国で毎週月、火曜午後9時40分に放送される。

記者 : キム・プルリップ