Vol.4 ― “2014ルーキー”5urprise ソ・ガンジュン、もしかして君の虜になったのだろうか?

10asia |

2014年の午年が明けた。10アジアでは、新年初の企画として10人の2014年の優良株を選んでみた。1日に5チームを紹介する。コ・ソンヒ、パク・ドゥシク、BESTie、5urprise(サプライズ)のソ・ガンジュン、C-CLOWN、Asian Chairshot、アン・ジェヒョン、オム・テグ、ユン・ジョンフン、チョ・スンヒョンがその主人公だ。計10組全員が、昨年自分の名前を広めようと一生懸命に頑張り、2014年は本格的に良い実を結ぼうとしている。

10アジアが選んだ優良株たちが、午年の中でも60年ぶりとなる“青馬の年”に青い馬に乗りダイナミックに一年を走り続けることを願って“ルーキー証明書”を授与する。


どうして君の虜になったのだろう?

ドラマトゥーン「放課後のくじ引き」ではイケメン5人組の“くじ引きクラブ”の一員であり、SBS「怪しい家政婦」ではハンギョル(キム・ソヒョン)のカリスマ性溢れるバンド部のリーダーチェ・スヒョク、そしてMBC短編ドラマ「ハヌルジェ殺人事件」では、愛するチョンブン(ムン・ソリ)のそばにいるために、愛していない彼女の娘ミス(イ・セヨン)との結婚も躊躇わない既婚男性ユンハ役まで見事に演じこなした。グループ全員が俳優である5urprise(サプライズ)のメンバーソ・ガンジュンがデビューして3ヶ月で演じてきた役だ。

少女漫画の主人公のような外見とキラキラした眼差し、そして2~3年間のモデル活動で鍛えられたすらりとした体つきは、ソ・ガンジュンの魅力のうちの一つに過ぎない。5urpriseの5人のメンバーと共演した「放課後のくじ引き」と、子役俳優がたくさん出演した「怪しい家政婦」で、とりわけ彼の顔が目にとまった理由は、素晴らしい外見以上に役に自然に溶け込むことのできる安定した演技力が光を放っていたからだ。

ソ・ガンジュンの魅力はこれだけではない。この年齢で高校生役が似合っているのは当たり前なことだと思うかもしれないが、MBC短編ドラマ「ハヌルジェ殺人事件」で既婚男性として出演した彼の姿を見ると、考えが変わるだろう。

お互いに息を合わせることが最も重要である演技で、どちらか一方が非常に下手だったり、上手かったりすると比較されるのは当たり前だが、ムン・ソリという大女優と切なさや甘さを見せながら複雑で微妙な感情をソ・ガンジュンは見事に演じきった。朝鮮戦争の時代を舞台に、チョンブンは自身の娘ミスの夫と恋に陥るという、多少衝撃的な題材にもかかわらず、共感を得たのも彼の演技力のおかげである。ここまでであると、若い男性俳優が不足しているテレビ業界に彼が新鮮な風を吹き込むのではないかと期待を抱くことも当然である。

ソ・ガンジュン、2014年に向かって直進!

昨年9月にデビューして3ヶ月が過ぎた。短いが濃いスケジュールをこなしたソ・カンジュンは、2014年すくめていた羽を伸ばし、飛翔する準備を終えた。所属事務所側は次回作について、まだ検討中だが地上波ドラマを通じて本格的に俳優業を続けていく計画だと伝えた。堂々と“2014ルーキー”のタイトルを手にした彼の歩みから新たなスター誕生の予感がする。

記者 : キム・グァングク、写真提供 : ファンタジオ、翻訳 : チェ・ユンジョン