SISTARで“デビュー”し、SISTAR19で“跳躍”…ソロ歌手ヒョリンが“完成”(総合)

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4人組グループSISTARのメンバーとしてデビューした。ユニットSISTAR19でアイデンティティを確立した。ソロ歌手として出撃したヒョリンは、自分がもっとも上手くできるすべてを見せた。

ヒョリンは26日午後、ソウル江南(カンナム)区ILCHI ART HALLで1stソロアルバム「LOVE & HATE」の発売記念ショーケースを開催した。初めてソロ活動をするヒョリンは、ダブルタイトル曲「Lonely」や「あなたしか知らない」をはじめ、計10曲が収録されたフルアルバムを発表した。

初のソロアルバムについてヒョリンは「言葉では表現できないほどプレッシャーが大きかった。グループからソロになること自体がものすごいプレッシャーだ。けれど、多くの声援のおかげでこのようなチャンスを得た。ドキドキしており、嬉しい」と感想を明かした。

この日0時にリリースされたヒョリンの新曲は、9つの音楽配信チャートを席巻し、人気の高さを見せ付けた。しかし、このようなことを知らなかったヒョリンは「1位はまったく予想できなかった。私が今日1位になったの? 本当に感謝している」と明るく笑った。

2010年にSISTARのメンバーとしてデビューしたヒョリンは、2011年ユニットグループSISTAR19で変身を試みた。SISTARとSISTAR19の活動を並行したヒョリンは、2013年11月、1stアルバムで初めてソロに挑戦した。爆発的な歌唱力と華麗なダンスを駆使するヒョリンは、韓国を代表するアイドル出身ボーカリストとして挙げられている。

ヒョリンはSISTARのヒョリンとの違いについて「SISTARでのヒョリンはパワフルなイメージだったが、ソロアルバムでは違う姿を見せたい。恋に傷ついた女性のか弱い気持ちをさらに成熟に表現する」とし、「緊張している分だけ、たくさんのことを準備した。これからSISTARのメンバーに迷惑をかけないように頑張って活動したい」と誓った。

デビュー後初めて髪を短く切ったヒョリンは「3年間大事に伸ばした髪を、今回大胆に切った。ソロ歌手としての変化を見せたかった」とし、「SISTARのヒョリンとソロのヒョリンの違いを見せるためだ。これまでは大衆に好かれる歌を主に歌ってきた。今回のソロアルバムには、私が好きなポップジャンルを収録したかった」と紹介した。

ヒョリンは今回のアルバムでダブルタイトル曲で活動する。その理由について「アコースティックな曲『Lonely』は個人的に好きなジャンルだ。ヒョリンがやる音楽や姿に、期待するものがあると思うが、それに反したいという意図があった。座って歌うアコースティックなヒョリンを見せたかった」としながらも、「しかし、『あなたしか知らない』ではステージの上で歌って踊るヒョリンもいる」と説明した。


ヒョリンは「あなたしか知らない」のポイントとなる振り付けについて「一方通行のような恋をする女性の気持ちを腰のダンスで表現した。太ももに力が入る振り付けなので、自然と運動になる」と自ら歌いながら踊ってみせた。

照れくさそうにヒョリンは「恥ずかしい」と話し、「このダンスを踊って、自然に太ももが鍛えられた。皆さんも一緒に踊ると素敵な太ももが手に入るはず」と笑って見せた。

1位については「1位を目指してはいない。ただ、“ヒョリンがアルバムを発表したんだね”ぐらいの関心を持ってもらいたいとは思った。アルバムなので収録曲が多い。私がやりたかったポップジャンルもある」とし、「もちろん1位にもなって、たくさん愛されればいいけれど、すべてが私の思い通りになるわけではない」と謙遜する一面もあった。

この日ヒョリンはダブルタイトル曲「Lonely」「あなたしか知らない」と収録曲「マッサージ」「ストーカー」などのステージを披露した。

記者 : キム・イェナ、写真 : キム・ジェチャン