「総理と私」少女時代 ユナ“イ・ボムス先輩は他の俳優とは違う感じがする”

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写真=SM C&C

KBS 2TV新月火ドラマ「総理と私」(脚本:キム・ウニ、ユン・ウンギョン、演出:イ・ソヨン)で若き母ナム・ダジョンに扮する少女時代のユナが感想と覚悟を語った。

ユナは20日午前、広告代理店ドラマチックトークを通じて俳優イ・ボムスとの呼吸、ナム・ダジョンに扮する覚悟などを伝えた。

―「総理と私」の現場では楽しく撮影をしているのか?

ユナ:放送開始が数週間後に迫ってきた。第1話の放送が近づくほどに期待も高まり、ドキドキしている。プレッシャーもあるが撮影現場の雰囲気が楽しい。まだ夢は見ていないけれど、放送がスタートする前日や2日前までには是非ドラマが“大ヒット”する夢を見たい(笑)

―隙だらけの記者ナム・ダジョン役を演じる。重要に思う“変身ポイント”は?

ユナ:ナム・ダジョンは私がこれまでに演じたどのキャラクターよりも突き抜けて明るく、実際の私に似ている面が多い。だから、できる限り普段の自分の姿を自然に見せようとしている。そしてドラマの中で記者からファーストレディになるという設定があるので、外見上の変身が1度ある。記者だった時はナチュラルなヘアスタイルとフリーなイメージを生かすためのカジュアルで活動的な衣装、暗いトーンの衣装を選んだ。ファーストレディになった後はツーピースやコート、落ち着いた感じのストレートヘアで差をつけた。

―「総理と私」の台本を受け取ってどんな気持ちだったのか?

ユナ:とても面白かった(笑) ラブコメディを一度やってみたいと思っていたけれど、私が考えていた雰囲気のシナリオだったので面白かった。またナム・ダジョンというキャラクターが、これまでずっと私が求めていたキャラクターと似ていた。私が見せてきたイメージよりも明るく、気さくでおてんばなキャラクターを求めていたので、ちょうどぴったりなキャラクターと出会えて嬉しかった。

―コミカルでギャップのあるラブストーリーを見せてくれるイ・ボムスの魅力は?

ユナ:真面目そうに見えるけれど、その中にユーモアがとても溢れている方だ。それが非常に魅力的だと思う。先によく声をかけてくれるし、いたずらもしてくれる。私のことを可愛がってくださり、気楽に接しようという心配りが感じられる。本当にありがたく思っている。

また台本を読んだ時、総理とナム・ダジョンはすごくお似合いだと思った。台本の読み合わせでイ・ボムス先輩に初めて会った時もそうだったけれど、先輩が撮影現場に総理として現れた時は「かっこいい」と思った。本当に“まっすぐな総理”クォン・ユルそのものだった。私もナム・ダジョンの立場で見たためか、とてもかっこよく感じ、自然に演技ができた。これまでの演技で、相手役のキャラクターがこんなにぱっと胸に迫ってきたのは初めてだ。先輩と共演できることを光栄に思っている。

―イ・ボムスの足にすがりつくコミカルな写真が公開されて大きな笑いを誘った。

ユナ:撮影中に笑うシーンがあったが、演技ではなかった。実際に笑っていたんだけど、気付いた方がいるかもしれない(笑)

―予告映像を通じてイ・ボムスと意外とお似合いだったため“意外な相性”のカップルと呼ばれているが、気に入っているのか?

ユナ:そういった話であれば何度でも言われたい(笑) 私もそう思っているので、多くの方々が私と同じように感じることができると思う。イ・ボムス先輩は他の男性俳優とは違う感じがする。年の差のこともあって、あまり似合わないのではないかと心配する方もいるが、ドラマを見れば納得できると思う。

―「総理と私」を通じてどのような姿を見せて、どんなニックネームを予想しているのか?

ユナ:これまではキャンディ(漫画キャンディ・キャンディの主人公、お転婆で、元気に困難を乗り越えるキャラクター)のように厳しい状況でも挫けない、優しくて純粋なキャラクターを演じてきたとすれば、ナム・ダジョンはこれと似ているが、性格自体が大ざっぱでおてんばだし、気が利かないキャラクターである。これまでは静かで可愛い演技をしてきたけれど、今回は騒々しくて強引な印象を与えなければならない。私自身“可愛く映ろう”とは思わずに演じている。演技においてイメージチェンジをすることができる気がしてチャレンジしようと思ったが、このキャラクターを演じた後には感じることがより多くなると思う。そして、ドラマに出演するとニックネームがたくさん生まれるので、私も楽しみにしている(笑)

―「総理と私」のためにどんな努力をしたのか?

ユナ:台本を本当にたくさん読んだ。これまで出演したドラマの中で一番よく台本を読み、たくさん努力をした分、プレッシャーも抱かせる作品だ。毎日、撮影前にお祈りをしているけれど、ここまで一生懸命に祈ったことはない。今回のドラマがたくさん愛され、記憶に残るドラマになったら良いなと思う。

―「総理と私」を応援する視聴者に一言。

ユナ:期待してほしいし、放送が始った後にはたくさんの口コミをお願いしたい。この冬、一番温かく愉快なドラマになりそうだ。笑顔で見れる、心の温まるドラマになってほしい。


「総理と私」は、総理としての仕事は100点だが、育児では0点の総理家族にクリスマスプレゼントのように母親が加わったことで繰り広げられる物語を描く。イ・ボムスは総理のクォン・ユル役を、ユナは若き母ナム・ダジョン役を演じ、ハプニング満載のロマンスを描く。韓国で来月9日から毎週月、火曜日の夜10時から放送される。

記者 : イ・ウイン