コン・ユ「『トガニ』の頃、幸せと不安が入り混じった不思議な気持ちだった」

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俳優コン・ユの済州島(チェジュド)ロケのグラビアが公開された。

ファッションマガジン「Singles」12月号の表紙モデルであるコン・ユは、最近清明でエメラルド色の溢れる済州島を背景とし、夢幻的で好奇心に満ちたコンセプトでグラビアを撮影した。久々にコン・ユのグラビア撮影のニュースを聞いた韓国内外のファンたちは、既に書店サイトに予約を急ぎ、大量購入するなど、発刊日前から反応が熱い。

2年ぶりの新作であり、コン・ユのカムバックと想像の限界を超えるリアルアクションのを見どころに、期待感を高めた映画「サスペクト 哀しき容疑者」の公開を控える中、彼は自身の演技観やライフスタイルに関して「9ヶ月間も映画を撮ったのは初めてで、公開までほぼ6ヶ月がかかり、約2年目の作品です」と明かした。

また彼は、「監督にこれからは自分の役目だと言われましたが、もう家族のようになりました。責任感も感じます」と語り、「投資者と制作者とスタッフなど皆がコン・ユという俳優を信じ、一緒に作業したので、映画公開が近づいてくるにつれてプレッシャーになり、緊張しています」と告白した。

長期間の撮影に臨んだだけに、新作「サスペクト 哀しき容疑者」に対する情熱に満ちたコン・ユは、「『トガニ 幼き瞳の告発』の頃、幸せと不安が入り混じった、非常に不思議な気持ちでした。一本の映画が予想もしなかった物凄い影響力を与えるのを見てから、本を読み、『私に何かできることがあれば、やってみたい。多くの人たちに知らせたい』と思い、映画制作を提案しました」と伝えた。

彼は「それがここまでになるとは予想もしませんでした。映画の一本がある不条理な出来事を経験し、非常に大きな傷を負った人たちにささやかな慰めになり、これから第2、第3の被害者を防げる法律ができたということは、凄いと思います。とても不思議な気持ちでした」と明かした。

コン・ユに対し、撮影を楽しむなどとても楽しく仕事をする俳優のようだと言うと、彼は「いつも楽しんではいられないけれど、仕事を楽しもうと努力する姿勢が必要だと思います。それをもってすれば、幸せになり、自分が幸せになれば、見る人も幸せになると思います」と答えた。

続いて、「たまには仕事だと思わないようにマインドコントロールもします。私の好きな趣味の生活であるかのように」と言い、「メリットやお金、人気を除き、ただ私が今の縁に繋がった私の目の前にいる人たちや私のチームと共に人生を話し合い、お酒を飲むなど、そうしたことがスクリーンの中に映っているようです」と付け加えた。

素直で堂々たる姿をアピールしたコン・ユの済州島ロケのグラビアとインタビューは、22日韓国で発売される「Singles」12月号とホームページで公開される。

記者 : ホ・ソルヒ