「総理と私」イ・ボムス“少女時代 ユナとは同じマンションの上下階に住む間柄、呼吸もぴったり”

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写真=SM C&C

KBS 2TV新月火ドラマ「総理と私」(脚本:キム・ウニ、ユン・ウンギョン、演出:イ・ソヨン)で総理のクォン・ユルに変身する俳優イ・ボムスが感想と覚悟を明かした。

イ・ボムスは18日午前、広告代理店ドラマチックトークを通じて総理役を演じるうえでのロールモデルや少女時代のユナとの共演、撮影エピソード、「総理と私」だけが持つ魅力などを伝えた。

―「総理と私」で隙のない“ハイブリッド総理”に変身するが、ロールモデルは?

イ・ボムス:数多くいる政治家を一々確認することはできないため、特別なロールモデルはいない。しかし、僕たちが平凡な人間として清く正しく、また責任感のある政治家を好んで求めているように、一度くらいはドラマを通じてでもそんな政治家を表現してみたいと思った。

―ユナとの“ラブコメディ”がどのように描かれるのか期待が大きい。撮影しながら一番面白かったシーンは?

イ・ボムス:ユナはとても明るくポジティブで、ハツラツとしているため撮影現場が毎日楽しい。また一緒に出演するチェ・ジョンアン、リュ・ジン、ユン・シユンのみんなが楽しく働いており、彼らも素敵な人々であるため撮影現場は和気藹々としている。撮影を重ねるごとにユナと繰り広げるロマンスやコメディ、そんな軽快な感じがどのように表現されるのか僕も楽しみだ。撮影を通してユナと甘い雰囲気を作っていくので、たくさんの期待をお願いしたい。

―現場でユナに優しく、親切に話してあげる姿がたくさんキャッチされている。主にどんな話をしているのか?

イ・ボムス:主に日常の大切な話だ。撮影または演技に関する話がほとんどだ。ユナから時々演技に関する質問を受けると、リラックスして楽しく演技に取り組めばいいなど、演技に対する話または日常の話をする。「今日は氷点下何度なの?」みたいな天気の話とか、「今日のランチのメニューは何?」「今日の撮影は何時に終わりそう?」などの非常に素朴で平凡な話だ。会社員なら誰もが「今日は何時に帰れるの?」などと職場の同僚と話すように、日常的な話をする。

―ユナとの共演は?

イ・ボムス:良く合う。面白い偶然の一致は、1年前に引っ越したが、そのマンションの上の階にユナが住んでいた。これまで顔を合わせたことはないが、こうして縁があって仕事も一緒にすることになり、隣人としての親近感も感じられてとても楽しい。

―イ・ボムスと言えばSBS「外科医ポン・ダルヒ」での怒りっぽい性格の役柄から“イラ・ボムス”を覚えている視聴者が多いが、「総理と私」クォン・ユルの魅力は?

イ・ボムス:“イラ・ボムス”という愛称を本当に愛している。ありがたいことに多くのファンから“イラ・ボムス”という愛称を聞いたが、今回の「総理と私」のクォン・ユルもそれを超えるキャラクターになりそうだ。クォン・ユルは強直で責任感が強く、固い信念を持ちすぎるあまり気難しい面もある。

そんな自分の信念と正義が人を傷つけることも知らずに突き進む、一つのことしか知らないキャラクターであるため、魅力があるようだ。そんな人物がある女性を通じて人間の温かみを持つようになるドラマが「総理と私」だ。そのため、視聴者がクォン・ユルにも“イラ・ボムス”以上の素敵な愛称を付けてくれるのではないかと内心楽しみにしている。

―ドラマでクォン・ユルは0点のパパだ。実際、家では何点のパパなのか?

イ・ボムス:僕自身で採点するとなると、何と答えていいか分からないが、僕なりに努力をしている。もし「秀」「優」「良」「可」「不可」の5段階で評価するなら、少なくとも「優」以上ではないかと図々しくも思っている。その理由として、土曜日と日曜日は家族と一緒に過ごすために約束を作らない。そして一日に何があっても、早朝に出て深夜に帰ってくることがない限り、一日に1時間以上は必ず子供と遊んであげる。

また、妻が作ってくれたご飯を美味しく食べたり、妻が洗ってくれた洗濯物に対し感謝の気持ちで着たり、妻が綺麗に掃除してくれた家に感謝するなど、そういった点から見ると「優」以上ではないかと思う。

―「総理と私」だけが持つ特徴は?

イ・ボムス:「総理と私」は今年の冬をまるでクリスマスプレゼントのように暖かく、幸せでロマンチックな気分にしてくれるドラマなので、多くの方々が愛してくれると思う。そしてイ・ボムスとユナ、二人のラブストーリーがどんなものになるのか、果たしてどんな調和を見せてくれるのかを期待する人が多いようだ。がっかりさせない自信があるので、楽しみにしてもらいたい。

「総理と私」は、総理としての仕事は100点だが、育児では0点の総理家族にクリスマスプレゼントのように母親が加わったことで繰り広げられる物語を描く。イ・ボムスは総理のクォン・ユル役を、ユナは若き母ナム・ダジョン役を演じ、ハプニング満載のロマンスを描く。韓国で来月9日から毎週月、火曜日の夜10時に放送される。

記者 : イ・ウイン