「夜関門」シン・ソンイル&ペ・スルギ、大胆なラブストーリーを描いたポスターを公開

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写真=映画「夜関門」スペシャルポスター
20年ぶりに忠武路(チュンムロ:韓国映画界の代名詞)のラブストーリー映画の主人公としてカムバックした俳優シン・ソンイルと、49歳の年齢差にもかかわらず息ぴったりの共演を誇るペ・スルギの大胆なミステリアスラブストーリー映画「夜関門:欲望の花」(監督:イム・ギョンス、制作:Beyond Film Eight Works、以下「夜関門」)が好奇心をくすぐるスペシャルポスターを公開した。

「夜関門」は70代の老人と20代女性のラブストーリーという衝撃的な題材のために「ダメージ」(1992、監督:ルイ・マル)や「ウンギョ」(2012、監督:チョン・ジウ)と比べられている。実際、「夜関門」は強烈な復讐をモチーフにしたスリラー映画であり、人間の愛が持っている両面性を描く。

誰でも自身の愛は特別で大事であるが、映画の中のヨンファ(ペ・スルギ)は平凡な愛すら認めてもらえない。ヨンファの愛を認めない世の中はすべての罪を彼女に被せた。残酷な現実の中でヨンファにできる唯一のことは復讐だった。ヨンファは自ら愛の対象となり、彼女の罠にかかってしまった世の中に答えを出す。凄まじく致命的で危険な魔性の女性が、そうやって誕生した。

シン・ソンイルの演じるジョンソプは、ヨンファが見つめている残酷な世の中を代弁している。几帳面さ、自身だけの原則、一途な信念などでヨンファの愛を拒否する世の中の一部分だ。彼女によってジョンソプは初めて欲望というものの恐ろしさを知った。愛と欲望の境界が崩れ、嘘と真実が爆発してしまう。頭では拒否しようとするが、体はそうはさせてくれない。一生を守ってきた、心の奥に隠しておいた欲望が目覚めてしまったのだ。

今回公開された2種類のスペシャルポスターは、「夜関門」の大胆でミステリアスなストーリーをワンショットで暗示している。

シン・ソンイルを誘惑しているかのようなペ・スルギの眼差しや、避けることも受け入れることもできずにいるシン・ソンイルの苦悩が挑発的なアングルに盛り込まれ、人々の視線を独占した。想像力を限定させてしまうキャッチコピーを抜き、写真だけで表現されている今回のポスターはより一層強烈な感じを伝え、好奇心をくすぐっている。

シン・ソンイル、ペ・スルギの二人の熱演が連日のように話題となっている中、公開されたスペシャルポスターには、欲望と愛、隠されている真実と憎悪の複雑な心境がそのまま盛り込まれている。

「夜関門」は校長を退任した後、末期がんの宣告を受けたジョンソプと彼を看病するため訪れたミステリアスな女性ヨンファ、そして二人のミステリアスな関係を追うオ記者(ユ・テウン)の危険な愛と隠されていた真実を描いた映画だ。「6月の日記」「盗られてたまるか」のイム・ギョンス監督がメガホンをとった。

記者 : チョ・ジヨン