「無限に挑戦」歌謡祭…その名声に相応しかった7組、50日間の情熱が輝いた(総合)

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写真=MBC「無限に挑戦」
「無限に挑戦」歌謡祭。やはり期待を裏切ることはなかった。2年ぶりに戻ってきた歌謡祭はその名声に相応しいものだった。

韓国で2日に放送されたMBC「無限に挑戦」では、先月17日に京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市臨津閣(イムジンガク)平和ヌリ公園で開催された「2013 自由路歌謡祭」の模様が公開された。

この日の歌謡祭には、G.A.B(Leessang キル&BoA)、コモリ(パク・ミョンス&Primary)、ハウドゥユドゥル(ユ・ジェソク&ユ・ヒヨル)、ヒョンヨンドンジョン(チョン・ヒョンドン&BIGBANGのG-DRAGON)、ビョンサル(チョン・ジュナ&キムC)、セブンティフィンガーズ(チャン・ギハと顔たち&ハハ)、チャンミハグァン(ノ・ホンチョル&薔薇旅館)の7組が参加した。約50日間準備してきた歌謡祭がベールを脱ぐ瞬間だった。「無限に挑戦」の名声通り、約3万5千人の観客が集まった。

オープニングステージはビョンサルが務めた。ビョンサルは「消えていくもの」を熱唱し、宇宙の神秘を盛り込んだ北欧スタイルの楽曲であるという評価を受けた。反応は予想のほか爆発的だった。観客や出演陣は神秘的な雰囲気の同曲に引き込まれた。特にユ・ヒヨルは「『無限に挑戦』歌謡祭史上最も実験的で、特色のある曲だ」と絶賛した。

2番目に登場したのは、「私たち結婚しました」でも欲しがっているというヒョンヨンドンジョンだった。ヒョンヨンドンジョンは楽しい雰囲気のヒップホップ曲「やってみようかと」を熱唱した。“ヒップホップ界のハト”Defconnがフィーチャリングを担当し、面白みを倍増させた。

次に登場したのは、ハウドゥユドゥルのステージだった。ハウドゥユドゥルはキム・ジョハンとともにR&B曲「Please don't go my girl」を熱唱した。ユ・ジェソクがダンスではなくR&Bに挑戦したのは異例のことであり、秋の夜にぴったりな楽曲であった。

続いてコモリが登場した。Dynamic DuoのメンバーGAEKOがラップを担当し、曲の完成度を高めた。特に年を忘れたパク・ミョンスの情熱が輝いた。ステップに合わせ“トンプンダンス”を踊るパク・ミョンスは、20代の歌手顔負けの洗練さとカリスマ性を兼ね備えていた。

その後、ロックスピリッツ溢れる2組がベールを脱いだ。まずチャンミハグァンが「オッパ(兄の意。女性が親しい年上の男性やスターを呼ぶ呼称)と呼んでほしい」を熱唱した。完璧な呼吸で合わせたキレのあるダンスパフォーマンスが印象的だった。セブンティフィンガーズは「スーパー雑草マン」を熱唱した。終わりそうで終わらない言葉通り雑草のような曲であり、ハハとチャン・ギハのロックスピリッツが爆発した。

最後のステージを飾ったのは、G.A.Bだった。G.A.Bの曲名は「甲(韓国語でガブ)」。BoAがプロデュースし、キルがダンスに挑戦した意味のある楽曲だ。キルは完璧なダンスパフォーマンスを披露し、これまで多くの努力を注いだことを証明した。BoAはキルが帽子パフォーマンスに成功すればキスをしてあげると約束していたが、これはユ・ジェソクのいたずらで不発となり、残念な結果となった。

多彩な7組のステージが終わった後、全参加チームがステージの上に登場し、団体曲「そう、僕ら一緒に」を熱唱した。同曲は「無限に挑戦」のメンバーたちが直接一行ずつ歌詞を書いて完成させた曲であり、お互いのことを思う本当のありがたい気持ちが盛り込まれている。同曲が歌われる間、これまで「無限に挑戦」歌謡祭を準備してきた過程の写真がパノラマのように流れていった。

また、最後のステージを控えていた参加者たちのインタビューも公開され、視聴者を感動させた。ユ・ヒヨルは「家族よりもずっと多い時間をユ・ジェソクと過ごした」とし、「無限に挑戦」歌謡祭の終了を寂しがった。また「ダンスしよう」という言葉でこれからも交流したいという気持ちを伝えた。チョン・ヒョンドンはG-DRAGONを指し「この子が、僕のことを『たくさん思い出すだろう』と話していた」と伝えた。するとG-DRAGONは「年末のベストカップル賞を狙っている」とジョークを飛ばした。

ハハは「良い友達であると同時に良い兄に出会った」と伝え、Primaryは「ミョンス兄さんでなかったら、このような曲は完成できなかったはず」と伝えた。BoAは「キル兄さんと組めてラッキーだった。素晴らしい相乗効果があった」と評価した。特に薔薇旅館のカン・ジュヌは「僕たちのようなグループにとって、『無限に挑戦』歌謡祭は本当に素敵な機会だった」と伝えながら涙を見せ、注目を浴びた。

この日、「無限に挑戦」歌謡祭の7組は揃ってその名声に相応しいステージを届けた。1位も最下位も分けることはできなかった。みんなの情熱への拍手が続いた。

記者 : ソン・ヒョジョン