SBS「ファッション王コリア」は「プロジェクト・ランウェイ・コリア」を乗り越えられるか?

OSEN |

SBS「ファッション創造プロジェクト-ファッション王コリア」(以下「ファッション王コリア」)は、ファッションサバイバル番組に新しい風を吹き込めるだろうか。

「ファッション王コリア」はファッショニスタ芸能人8人と新人デザイナー8人が直接衣装をデザインし発表する番組だ。既存のサバイバル番組で見られた3~4人の審査委員の方式の代わりに、ファッションピープル100人の現場投票を通じて最高のコラボレーションチームを選定し、視聴者が気軽に接し、楽しみ、着れる実用的な衣装を選定する。

これに先立ち「プロジェクト・ランウェイ・コリア」「SOLD OUT」など、様々な方式のファッションサバイバル番組が放送された。「プロジェクト・ランウェイ・コリア」がアバンギャルドで実験的な衣装を披露したとすれば、「SOLD OUT」はすぐにでもその製品を購入できる大衆の活用度の高い衣装を披露した。

「ファッション王コリア」が実用的な衣装を選定することは「SOLD OUT」と同じ脈略だといえる。審査するにおいて100人の一般人が参加することも一緒だ。

しかし「ファッション王コリア」が差別点として掲げたのは、8人のスターとアーティストが、8人のデザイナーとコラボすることだ。少女時代 ティファニー、SISTAR ボラ、キム・ナヨンなど、ファッションに高い関心を持つスターたちが、自身の潜在能力を専門デザイナーと一緒に表現し、彼らのまた違う面を確認できることが「ファッション王コリア」の特徴といえる。

「ファッション王コリア」の責任プロデューサーのイ・サンス制作チーム長は「創造経済が話頭となっている時点で、ファッションという産業とアイドルとのコラボレーションで前向きな相乗効果を創出し、ファッションの韓流をリードできる新しい試みの、創造経済のためのモデルを提示する」と伝えた。

また「視聴者たちは、この番組を通じて、ティファニー、ボラ、キム・ナヨン、ユン・ゴン、BOOM、イ・ジフン、チュ・ミリム、イム・ドンウクなどのスターと韓国のトップデザイナーたちの隠れた汗と挑戦、そして脱落と合格の分かれ道に立つ生き生きとした現場を感じられるだろう」と付け加えた。

ファッションとエンターテインメントの“融合”をファッションサバイバル番組の新しい強みとして掲げた「ファッション王コリア」が、これに先立ち放送された「プロジェクト・ランウェイ・コリア」「SOLD OUT」を乗り越えられるか、見守りたい。

「ファッション王コリア」は11月17日の夜12時10分に韓国で放送スタートする。

記者 : カン・ソジョン 写真 : クァク・ヨンレ