「火の女神ジョンイ」優しいムン・グニョンはもういない

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写真=MBC「火の女神ジョンイ」スクリーンショット
「火の女神ジョンイ」のムン・グニョンが完全に変わった。

韓国で1日に放送されたMBC「火の女神ジョンイ」では、ユジョン(ムン・グニョン)がイ・ガンチョン(チョン・グァンリョル)に復讐するシーンが描かれた。

この日、ユジョンはイ・ユクド(パク・コニョン)に信城君(シンソングン)の湯薬を入れる器を作る勝負を提案した。二人は努力の末、ついに勝負の日を迎えた。ユジョンとイ・ユクドがそれぞれ作った器に入れた湯薬を飲んだ信城君は、イ・ユクドが作った器に入った湯薬を飲んでいる途中に苦しみを訴えながら倒れた。信城君に海産物アレルギーがあることを知らなかったイ・ユクドが、干潟の土とアワビの殻で作った釉薬を使ってしまったのだ。

しかし、これはすべてユジョンの計略だった。かつてユジョンの父ユ・ウルダム(イ・ジョンウォン)はイ・ガンチョンに謀反の濡れ衣を着せられた。これを知ったユジョンは、イ・ガンチョンの息子ユクドに自身の父が経験したことをそのまま経験させようとした。結局イ・ガンチョンは完全に崩壊し、ユジョンに跪いて謝罪した。このため、ユジョンが彼の謝罪を受け入れるかどうかに対する好奇心が高まった。

放送直後、視聴者からは様々な意見が殺到した。「火の女神ジョンイ」を見てこのような痛快感を感じたのは初めてだという反応が多かった。しかし、ムン・グニョンの突然の変化に困惑したという声もあった。ここまでして沙器匠(陶磁器を制作する名匠)になるのが、果たして正当な方法なのかと疑問に思う意見だ。

しかしこの日、ムン・グニョン、チョン・グァンリョル、パク・コニョンが見せた演技には誰も異論を唱えなかった。ムン・グニョンは暗い感情を演じることもできるという点を見せつけた。危機に直面したパク・コニョンは、憤りと悔しさが混ざった感情を自然に表現した。

特に、チョン・グァンリョルの演技は彼の名声に相応しいものだった。この日、チョン・グァンリョルは一人の悪人ではなく、ただイ・ユクドの父親だった。あちこちを走り回って手を尽くし、息子を監獄から出そうとする彼の姿は、罪の償いではあるものの、気の毒でもあった。チョン・グァンリョルの感情表現の深みは格別で、視聴者をドラマに夢中にさせた。

ユジョンの反撃で新しい幕を開けた「火の女神ジョンイ」は、この日7.6%の全国視聴率を記録した。これは前話(6%)より1.6%上昇した数値である。

記者 : ソン・ヒョジョン