韓国版「家政婦のミタ」チェ・ジウ、好奇心を刺激するミステリアスな魅力“子役との相性も期待以上”

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写真=SBS「怪しい家政婦」スクリーンショット
女優チェ・ジウがミステリアスな魅力で視聴者の好奇心を刺激している。

チェ・ジウはSBS月火ドラマ「怪しい家政婦」(脚本:ペク・ウンチョル、演出:キム・ヒョンシク)でパク・ボクニョ役を務め、熱演を披露している。パク・ボクニョは感情が一切読めないキャラクターだ。

先月30日に韓国で放送された「怪しい家政婦」第3話では、パク・ボクニョが末っ子のウン・ヘギョル(カン・ジウ)と組んだ自作自演の誘拐シーンが描かれた。

この日の放送で、パク・ボクニョはウン・ハンギョル(キム・ソヒョン)の命令でウン・サンチョル(イ・ソンジェ)の会社を訪ねた。ウン・ハンギョルはパク・ボクニョに父親であるウン・サンチョルとユン・ソンファ(ワン・ジヘ)の不倫を会社の人々に知らせてほしいと指示したのだ。慌てたウン・サンチョルはパク・ボクニョの行動を引き止めたが、結局ウン・ドゥギョル(チェ・サンウ)とウン・セギョル(ナム・ダルム)まで父親の不倫を知ってしまった。

ショックを受けた子供たちは家出を敢行し、ウン・サンチョルは事件の発端を作ったパク・ボクニョを解雇した。その後、パク・ボクニョは遊園地に行ってファミリーセットのハンバーガーを注文し、それをテーブルにおいたまま一ヶ所をじっと見つめた。これを不思議に思ったウン・セギョルとウン・ヘギョルが何をしているのかと尋ねたが、パク・ボクニョは明確な理由を説明しなかった。

ウン・ヘギョルはパク・ボクニョを5時間だけ雇って、ウン・サンチョルとウン・ハンギョル、ウン・ドゥギョルを仲直りさせようとし、結局誘拐の自作自演まで演じて家族を家に集めることに成功した。しかし、パク・ボクニョはまだウン・サンチョル家族が仲直りをしていないにも関わらず、約束をした5時間が過ぎるとさっさとその場を離れた。

また、パク・ボクニョは4兄弟の頼みにも「それは貴方たちが決めることです」「申し訳ありませんができません」「私は貴女の家族ではありませんから」と冷たく言い放ち、決定的な瞬間には「時間となりましたので失礼致します」と冷や水を浴びせた。しかし、途方に暮れているウン・サンチョルにウン・ヘギョルが作ったカードを渡したりもした。

このようにチェ・ジウはイ・ソンジェの家族を助けるように見えた直後に突然顔を背けるなど、予想のつかない行動で好奇心を刺激した。彼女に一体どのような事情があるのかと疑問をかき立てている。

何よりチェ・ジウは感情のない眼差しと話し方、表情のない顔でパク・ボクニョというキャラクターを完璧に表現した。ミステリアスなBGMと共に緊張感を与え、ドラマへの集中度を高めた。子役俳優のカン・ジウらとの相性も期待以上だという評価を受けている。

ミステリアスなチェ・ジウの活躍はどこまで続くのだろうか。今後チェ・ジウがどのような一面を見せながらお茶の間に緊張感を与えるのか関心を集めている。

記者 : パク・グィイム