CNBLUE、Crying Nutを相手取り申請した虚偽事実流布禁止の仮処分を“棄却”

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CNBLUE(上)とCrying Nut、写真=マイデイリー DB、ドラックレコード
裁判所がCNBLUEがインディーズバンドCrying Nutを相手取り申請した虚偽事実流布禁止の仮処分を棄却し、Crying Nut側の肩を持った。

25日、ソウル中央地方裁判所民事合意50部(判事:カン・ヒョンジュ部長)は、CNBLUEと所属事務所のFNCエンターテインメントがCrying Nutを相手に申し立てた虚偽事実流布禁止の仮処分を棄却したと伝えた。

裁判所は「Crying Nutがインターネット上に掲載したものは訴訟を提起した理由と経緯、心境などを語った内容に過ぎないため、これを虚偽事実として判断し、CNBLUEの名誉を傷つけようとする意図があったと見ることは難しい」と説明した。

これに先立ちFNCエンターテインメントは8月27日、ソウル中央地方裁判所にCrying Nutのメンバー5人を相手に虚偽事実流布禁止の仮処分を申請した。

所属事務所の関係者は、仮処分を申請した理由について「まだ訴訟を進めており、結果が出たわけでもないのに、ホームページやSNSを通じてCNBLUEが知的財産権を奪ったバンドだと虚偽事実を流布している。これに対する自制を求めるために仮処分を申請した」と説明した。

また、「一部ではCrying Nutが提起した著作権の訴訟に対する反訴だと知っている方々がいるが、現在進行中の訴訟の判決が下されるまで、関連事実について断定するのは控えてほしいとの内容の仮処分を申請した」と付け加えた。

事件の発端は2月12日、Crying Nutの所属事務所であるドラックレコードが「CNBLUEがCrying Nutのワールドカップの応援歌『必殺オフサイド』の音源を無断使用し、放送の映像をDVDとしてリリースするなど、著作権及び著作隣接権の責任がある」とし、FNCエンターテインメントを相手取り4000万ウォン(約366万7268円)の損害賠償請求訴訟を提起したことから始まった。

これと関連して当時、CNBLUE側は「ワールドカップ当時、Mnet側から同曲を歌ってほしいと要請され、当時時間的に余裕がなかったので断ったが、Mnet側が音源を提供してくれた。また、DVDに該当映像が収録され、販売されたのは弊社もまったく知らなかったことであり、収益をもらったこともない」と悔しい気持ちを吐露した。

記者 : コ・ギョンミン