【スターコラム】ムン・チェウォンが伝える「グッド・ドクター」の話 ― Vol.2

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KBS 2TV月火ドラマ「グッド・ドクター」でのムン・チェウォンの姿は、これまで見せてきた彼女の姿を全部まとめているように見える。彼女が毎回吐き出す名台詞は、視聴者の脳裏に強い印象を残すと共に笑いを誘う。“甘酒”と“松の実”を言及した他、「Dooly Song」を改詞しチュ・サンウクへのもどかしい気持ちを解消していく彼女の率直な言い方は視聴者にまで痛快感を与えた。その中でも彼女は「グッド・ドクター」で“エンジェル・ドクター“と呼ばれている。患者に対する特別な気持ちと、同僚の医者であるパク・シオン(チュウォン)の面倒を見る温かいキャラクターは、視聴者の心まで癒してくれる。“エンジェル・ドクター”チャ・ユンソが伝える「グッド・ドクター」の話を一度聞いてみよう。/編集者

NAVER スターコラム:ムン・チェウォン

医学用語は難しいㅠ_ㅠ ひたすら繰り返して読むしかありません!
こんにちは~ムン・チェウォンです^^ 第1部に送っていただいた沢山の応援と称賛に支えられ、すぐに2部を持って参りました。最近ドラマの撮影で忙しい日々を送っていましたが、いつもより力になりました。本当にありがとうございました!!

第2部では今熱心に撮影している「グッド・ドクター」の話をしたいと思います。医療ドラマは初めてで難しくて馴染みの薄い感じもありますが、現場の雰囲気がとても良くて楽しく臨んでいます。ムン・チェウォンが伝える「グッド・ドクター」の話。準備はいいですか?

「グッド・ドクター」でのコミュニケーション、ムン・チェウォンが描くチャ・ユンソ

皆さんもご存知の通り、「グッド・ドクター」のチャ・ユンソという人物は、医局の後輩には男の先輩のように厳しくするし、不適切で不当な状況の前では先輩に向けても言いたいことを言いながら対抗する人物です。一方、小児科の患者と病院の外の日常では温かくて情にもろい姿を見せます。

私が見るユンソは責任感が強く、何も恐れず、ストレートな面が多いです。基本的に素朴で気さくながらも正義を守ります。常に髪は一つ結びで「おしゃれのできない女ではないか」と誤解されますが、実はおしゃれする時間がない女なんです^^

殊勝なシオン、いかがですか?自然に面倒を見たくなるでしょう?
また、最初の手術でテーブルデスを経験し、自身への傷心と挫折よりは患者への悲しみ、衝撃、申し訳ない気持ち、罪悪感で苦しむ医者です。

パク・シオンですか?うーん、シオンには温かいながらも、必要なときは厳しい姿も見せますね。母のような存在ではなく、本当の姉のような姿といえるでしょうか?ユンソにとってシオンは気になる子です。そうするうちに、そばで彼の能力を見て認めるようになります。しかし、重要なのはそんなシオンをそばに置き、本人も医師として刺激を受け、成長することです。

「グッド・ドクター」は絶えずコミュニケーションし、そのコミュニケーションを通じて成長、発展し、愛するようになる話を描いていると思います。これからもずっと愛してくださるでしょう?

手術室では目で表現しなければならず、難しい点が多いです

医者のガウンを着てみたら…

医療ドラマに出演することは初めてで、これまで医療ドラマに出演された先輩を改めて尊敬することになりました。何より医学用語は覚えにくいし、なかなか慣れなくて大変でした。それでも初めて接する単語なので、難しいのは当たり前だと思い熱心に練習しています。繰り返し読んで練習するなど、努力で乗り越えようとしています。

それでも、とてもやりたかったキャラクターだったので面白いです。感想は言うまでもありません。性格や雰囲気のような部分が似ていながらもまた違う個性があり、それによる相乗効果が生まれるようです。

さらに、医者という共通した職業のため、同じ服装で一つのチームという共同体意識みたいなものも生まれます。また、ユーモアもよく合って毎日現場では面白いエピソードが溢れています。一つだけ挙げるとすれば、非常に難しいですね。

隠れている人物は誰なのでしょうか?「グッド・ドクター」の視聴者ならご存知だと信じています!

特別な経験

私にとって「グッド・ドクター」は特別な経験の連続です。医療ドラマであるだけに、撮影前に手術のための事前教育と参観などの時間を持ちました。それで、実際に子供の患者の手術を参観したことがあります。手術が終わった後、その前までは手術する部分だけを見ていてよく分かりませんでしたが、最後の作業をする医者さんを除いて皆出て行かれた後、ベッドの上で麻酔状態で息をしている子供の顔が目に入りました。

手術室を出た後、その瞬間の記憶が鮮明に浮かび上がり、それからしばらく消えませんでした。結局その日は一日中何も食べられなかったです。

何よりも、撮影をしながら現場でモニタリングしてくださっているお医者さんから色々な話を聞きます。その方々には、女優としての役作りに大変お世話になっています。この場をお借りしてその方々にも感謝の言葉をお伝えしたいと思います。

まだ撮影開始から長い時間が経っていないため、この作品で何を得て何を学んだと断定することは早いと思います。ただ明らかなことは、この作品が終われば何か一つ脱いで新しいものを纏うことになるということです。あらゆることにおいて、挑戦する前とその後は確かに違うと思いますので。

楽しい撮影現場~このようなよい機運が「グッド・ドクター」を作るわけです^^

今に感謝し、充実しよう

よく聞かれる質問の中で「これからどういう姿を見せたいのか?」がありますが、私は人々に「ムン・チェウォンのこのような面をお見せしたい」または「ムン・チェウォンのこういうところを知らせたい」という気持ちで作品を決めたり、仕事をしたりはしません。

ただ、その瞬間に私に与えられる機会と、その機会を通じて得る全ての経験に感謝し、また経験してみたい方、興味を覚える方を選択します。また、そのことにエネルギーを注いでいると、得られるものがあります。

その道を歩む中、応援と愛情を送ってくださる全ての方々に感謝し、ありがたい気持ちでいっぱいです。そんな方々が寄せてくれる関心で、今日のムン・チェウォンが引き続き挑戦できる勇気が出せるのだと思っています。選択を恐れる気持ちは、いつも決めた後から来ると思います。それでも選択するという事実に変わりはありません。

「グッド・ドクター」のチャ・ユンソもこれから沢山愛してください~
2部は本当に一気に書いたと思います。これまで言いたかった言葉が余りにも多かったようです。それだけ「グッド・ドクター」に愛情を持っているということでしょう(笑) ところで、コラムを書きながら「私って堅すぎたのではないか」と思いました。ムン・チェウォンの真心を込めた文章だと、温かい目で見守って頂けると信じてもいいですか?^_______^v

これまで、「グッド・ドクター」への皆さんの熱い愛情に改めて感謝の言葉をお伝えしたいと思います。また、このように私に関心を持って見守って頂いた上、私のつたない文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

うーん、私がこんなことをお伝えすることになり、残念で申し訳ない気持ちがする一方、このような機会を頂いたことに感謝します。実は、NAVERスターコラムはムン・チェウォン編が最後になります。

これまで沢山の方々から関心と愛情を受けたスターコラムで、私も愛読者の一人でしたが、このように私がファイナルをお知らせすることになりました。しかし、これからまた違う姿と形で皆様に沢山のニュースをお伝えすることをお約束します。

皆様、どうかお元気でお幸せに。ありがとうございます。「グッド・ドクター」ファイト!スターコラムもファイト!

文:ムン・チェウォン

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。

記者 : ムン・チェウォン