「君を守る恋」現場の爽やかな雰囲気は2人の微笑みから

10asia |

女神ソ・イヒョンの圧倒的な美貌/微笑むだけで緊張がほぐれる~
女優ソ・イヒョン、依然として爽やかな少女の印象が強く残っているが、すでにデビュー10年目を迎えるベテラン女優だ。

tvN月火ドラマ「君を守る恋~Who Are You~」で共演している2PMのテギョンは「姉さんがとてもよくリードしてくれるので、頑張ってついて行っている。姉さんはもうデビュー10年目で、出演した作品が20作もある。姉さんが経験したことを土台にしてアドバイスしてくれるので、助かっている。僕はただアドバイスに従うだけ」と話すほど、彼女は現場から信頼される存在になった。

しかし、信頼というものは、決して“10年目”という年数だけで築けるものではない。その10年をどう生きてきたかで築けるものだ。京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市にある「君を守る恋~Who Are You~」の撮影現場で会ったソ・イヒョンは、決して簡単ではないキャラクターの魂が見える女性ヤン・シオン役を演じきるために高い集中力を発揮していた。

「シオンという人物は、シナリオだけを読んで感じた色は無彩色でした。だからと言って、受動的な人物ではありません。シオンだけのエネルギーがありました」

実際に見守る立場として、俳優が表現する人物の感情を細かく追っていくことは難しい。だが、全体的にその人物が持つ物語は、結局細かく追っていく感情の毎瞬間が一つになりながら説得力を持つようになる。そのために集中力と一貫性の中で人物の多彩な感情を一つずつ丁寧に表現しなければならない。

ソ・イヒョンは「シオンは6年間の昏睡状態から目が覚め、社会に適応できない寂しさを抱いている人物だけど、ゴヌの明るい性格とぶつかりながら、徐々に感情が変化する。そのように変化する感情表現は、基本的な感情の流れに合わせて演じようとしている」と話した。

彼女が演じるキャラクターの感情変化は結局、相手俳優と呼吸を合わせることで完成できることであると付け加え、一緒に共演しているテギョンは最高のパートナーであると褒めた。

「二人の相性が良くて、テギョンさんがよくついてきてくれるので感謝しています。明るいオーラを持っている方で、ゴヌの役ともよく合っています。現場でもいつも明るい雰囲気を漂わせていて、本当に感謝しています」

テギョンの知らなかった表情
お互いのことを褒め合うのは、結局お互いに対する信頼である。長年培ってきたノウハウで後輩たちを導き、またそのような先輩の道を誠実に付いていく後輩との信頼関係が最終的にテレビの画面にそのまま伝わる。チョ・ヒョンタク監督はシオンとゴヌのラブストーリーがまだ本格的に始まっていないにもかかわらず、すでに2人の間で信頼関係が築かれていっているという話に幸せな微笑みを浮かべた。

「僕はわざと信頼関係を演出したりはしません。それは、意図したからといって築けるものではありません。実際に男女関係が予測できないように、ドラマの現場でも同じです。しかし、徐々に2人が同じチームになっていると感じました。ドラマの中でもまったく違う、噛み合わなかった2人が仲良くなれたように。ただただ有り難いことは、2人の間で生まれた信頼関係を早くも感じることができたということは、基本的に2人の俳優が持つ良い雰囲気を見た視聴者たちがそのような部分から予めラブストーリーを期待しているからではないでしょうか」

記者 : ペ・ソニョン、写真 : ク・ヘジョン、翻訳 : chゲ・ユンジョン