俳優ナムグン・ミンとイ・ヨンアがケーブルチャンネルEチャンネルの全10話のドラマ「失業手当ロマンス」(脚本：イ・スア、演出：チェ・ドフン)の主人公に確定した。

「失業手当ロマンス」は韓国で10月5日から放送開始予定のラブコメディで、韓国放送通信電波振興院の制作支援事業に選定されている。

ドラマ脚本家を夢見る失業手当受給者のスンヒが失業手当センターの臨時契約職の公務員として働いている初恋の人ジョンデと再会することから展開される、現代の若者の物語を描いていく。

最近、捜査物と時代劇で本格的な演技を見せたイ・ヨンアは、「失業手当ロマンス」でイム・スンヒ役を努め、ラブコメのクイーンとしての地位を確立していく計画だ。人気脚本家キム・スヒョン級の脚本家になることを夢見るが、現実は「愛と滅亡」という三流再現ドラマの給料脚本家として働いているスンヒを通じて、イ・ヨンアならではのハツラツとして可愛いイメージをさらにアピールする予定だ。

イ・ヨンアは「久しぶりに明るい演技をお見せできて嬉しい」とし、「友だちのような楽な姿を見せられるように努力する」と感想を明かした。

「私の心が聞こえる？」「清潭洞(チョンダムドン)アリス」などで印象的な演技を披露したナムグン・ミンは、「失業手当ロマンス」でキム・ジョンデ役を演じる。大学時代の初恋相手スンヒのせいで人生が狂ったと思うジョンデは、奨学金を狙い、失業手当センターで臨時契約職の公務員として働く人物だ。スンヒとの偶然の再会が新しい恋の邪魔になり、もう一度人生が狂っていく、さえない魅力の持ち主である。

ナムグン・ミンもやはりこれまでのシリアスなイメージから抜け出し、視聴者に新鮮な魅力をアピールする予定だ。ナムグン・ミンは「演技人生において、また違う機会となる作品だと思う」とし、「沢山期待して欲しい」と伝えた。

「失業手当ロマンス」の制作関係者は「『失業手当ロマンス』は、20～30世代が共感できる現実的で面白い要素を通じて、クオリティの高いラブコメディドラマにしたい」とし、「検証された演技力で、多く愛されているイ・ヨンアとナムグン・ミンが初めて共演する作品であるだけに、2人の共演がとても期待される」と話した。