歌手SE7EN、Mighty Mouthのサンチュなど風俗店出入りで物議を醸した芸能兵士に、営倉(罪を犯した軍人を収容する懲罰房)処分が下された。

国防部の関係者は25日、TVレポートの電話取材に対し、「SE7EN、サンチュなどの芸能兵士7人に対し、営倉処分が決定した。一人については謹慎処分を決定した」と伝えた。

SE7ENとサンチュは先月21日、春川(チュンチョン)市水辺公園での慰問列車公演を終え、風俗店を訪れたことで物議を醸した。SE7ENとサンチュに対しては10日間の営倉処分が下された。

他にもキム兵長、カン兵長、イ兵長、キム上等兵、イ上等兵の5人の芸能兵士に対しては携帯電話の無断所持を理由にそれぞれ4日間の営倉処分が下された。

もう一人のイ上等兵は春川での慰問列車公演が終った後、映画観覧のために不適切な時間帯に外出し、10日の謹慎懲戒が下された。

一方で10日に除隊した歌手RAIN(ピ)が芸能兵士の服務期間中に女優キム・テヒと会う過程で軍人服務規律を違反したことが分かった際には、7日の謹慎処分という軽い懲戒が下されていた。

営倉処分は部隊で裁判せずに兵士の身柄を15日以内拘束できる懲戒処分だ。中隊長級以上の指揮官の指示や外部機関の懲戒依頼によって手続きが行われる。

営倉処分が下された兵士は、裁判を通じて刑事処罰を受け拘束された人々と同じ場所に拘禁され、拘禁日数分、軍服務期間が増える。刑事処罰とは違って前科の記録は残らない。