スター監督キム・ジョンハクさんの訃報に衝撃を受けた芸能界

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写真=TVレポート DB
キム・ジョンハク監督の訃報を聞いた芸能界が悲痛な雰囲気に包まれた。

キム・ジョンハク監督は23日の午前10時18分ごろ、京畿道(キョンギド)盆唐(プンダン)のあるコシテル(考試+ホテル:各種国家試験を受ける全国の受験生たちが集まって勉強できるように作られた長期宿泊施設)で遺体となって発見された。窓をガムテープで防ぎ、練炭に火をつけた現場をコシテルの主人が発見し、警察に通報した。キム監督は「家族に申し訳ない」という内容の遺書を残したと伝えられている。

キム・ジョンハク監督の訃報が知られた後、イソン・ヒイル映画監督は自身のTwitterに「一場の夢。キム・ジョンハク監督の冥福を祈る」「惜しい才能を天に送り、雨は降って」という書き込みで悲痛な気持ちを表した。

映画評論家のシム・ヨンソプも「キム・ジョンハク監督は、自宅ではなくコシテルで練炭に火をつけて自殺したんですね。この死の暴走列車はいつ止まるでしょうか。残念です。ご冥福をお祈りします」という書き込みで芸能界で相次いでいる自殺のニュースへの切ない思いを吐露した。

今月18日、富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭で胸の露出事件で話題になった女優ヨ・ミンジョンも「キム・ジョンハク監督。謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。天国で安らかにお眠りになりますように」と冥福を祈った。

MBC「黎明の瞳」やSBS「砂時計」、そして最近SBS「シンイ -信義-」まで、20年以上、コンビとして活躍してきたソン・ジナ脚本家は衝撃を受けた。彼女は23日、あるメディアの電話取材に対し、「申し訳ない。後で連絡する」と言葉を続けられず、電話を切る直前まですすり泣いていたことが知られた。

キム・ジョンハク監督は「黎明の瞳」「砂時計」「太王四神記」「シンイ -信義-」などを演出したスター監督だ。特に「砂時計」は放送当時、60%を越える視聴率を記録し、“帰宅時計”とも呼ばれた。

キム・ジョンハク監督は最近、「シンイ-信義-」の出演料未払いと関連し、背任および横領詐欺の疑いで告訴され、警察の調査を受けた。また、出国禁止処分を受けた。

記者 : イ・ウイン