立派に育った子役スター&どこか残念な子役スター

OSEN |

大人になっていく子役スターはいつも基本的に好感を与える。人々は彼らが成長する過程を一緒に見守りながら愛を感じるためだ。そのため、よく育った子役スターを見ると、自然に胸がいっぱいになるような気がする。その一方で、変わった姿がなんとなく残念に思えたり、衝撃を受けることもある。

こんなに立派に育つことも難しい

子役出身で、立派な成人俳優になったキム・ミンジョン、チャン・グンソク、ムン・グニョンなどに続き、最近では90年代生まれの子役たちの活躍に注目すべきである。ユ・スンホ、キム・ユネ、パク・チビン、チェ・アラなどがそうで、彼らは新たに注目されているルーキーである。

ユ・スンホはすでに立派に育った子役スターの代表例で、人々の愛を一身に受けている。映画「おばあちゃんの家」でデビューしたユ・スンホは、その後「欲望の炎」「プロポーズ大作戦~Mission to Love」「アラン使道伝」などに出演し、成人俳優として成長している。何より昔と変わらない顔立ちが彼の一番の強みだ。

12歳にして神秘的な魅力と個性のある顔立ちでファッション界に彗星のように登場し“神秘少女”という愛称で大きく注目されたキム・ユネは、空白期間があったが、最近役者として活動を始めた。「ウリ」という仮名もキム・ユネに変えた。

「オレのことスキでしょ。」「天女がいなきゃ?!」などのドラマで知られ始めたキム・ユネは、映画「漁村の幽霊 パクさん、出張す」で過去を見ることのできる魅力的な占い師に扮し、コミカルながらもカリスマ性を見せた。

純粋で可愛い顔立ちが印象的だったパク・チビンは、高くなった身長に変わらないキュートな顔立ちで女心を掴む。最近ドラマ「メイクイーン」でぐんと成長した姿を見せ、これから成人俳優としての変身を期待させる。

“アイスクリーム少女”で有名なチェ・アラは、証明写真で話題になった。昨年映画「ホワイト」に出演したチェ・アラは、自身のTwitterに白い肌に目鼻立ちがくっきりした証明写真を掲載し、ファンの関心を高めた。このため、“次世代女神”とも呼ばれている。

どこか残念な子役スター

幼い時代と変化が大きく、残念な気持ちがするスターは、主に外国の俳優から見つけられる。外国のスターでもファンをがっかりさせることは同じだ。

映画「ホーム・アローン」シリーズで高い人気を得たマコーレー・カルキンは、重度の麻薬中毒の疑惑と共に、非常に痩せた身体と憔悴した顔がパパラッチされ、ファンを驚かせた。最高に可愛かった彼の幼少期を鮮明に覚えているファンには、過酷と言えるほどの変化だ。

また、準備されていない役者としての人生に苦しんだ子役俳優もいる。

映画「スター・ウォーズ エピソード1」で、主人公アナキン・スカイウォーカーを演じ、世界中の映画ファンに深い印象を残したジェイク・ロイドは、その後、これといった作品に出演することなく突然引退した。

彼は「映画を撮った後、僕の人生は地獄だった。沢山のインタビューは苦しく、学校にもまともに通えない状況だった」と明かした。沢山の映画ファンをときめかせる映画「スター・ウォーズ」が彼にとっては悪い記憶としてトラウマになったという。

一方で「アイ・アム・サム」の天才子役ダコタ・ファニングが成長した姿には色々な意見がある。

「トワイライト」シリーズで成長した姿を見せたダコタ・ファニングが主演を努め、韓国で公開を控えている映画「17歳のエンディングノート」で、彼女は完璧な成人演技を披露する。

公開された写真では、いつまでも純粋な少女の姿でいるだろうと思われたダコタ・ファニングの成長した姿が目を引く。可愛い顔立ちは変わらないが、身長や雰囲気は確かに女性だ。これに対し、ファンは「どこか変わったようでなんとなく残念だ」「相変わらず可愛い」と、意見が分かれている。

記者 : チェ・ナヨン