チャンネルA「アシアナ機事故、死亡者が中国人で幸い」というキャスターの発言が問題に

OSEN |

韓国の総合編成チャンネル「チャンネルA」のキャスターが、アシアナ航空機の着陸事故を報じながら、「死亡者が中国人であるため、私たちとしては幸い」と発言したことが問題となっている。

チャンネルAのキャスターはこの日、アシアナ機の事故に関連したニュース特報を伝えていたところ、「2人の死亡者は全員中国人であることが確認されたが、私たちとしては幸い」というニュアンスの発言をした。

そのニュースが報じられた後ネット上では、そのキャスターの発言がすぐに話題となった。韓国人が死亡しなくて幸いだ、というような報道が非人類的だという理由からだった。

ネットユーザーは「死亡者の国籍を『幸い』と話したのは、基本的な素養から問題がある」「立場を変えて考えてみなければならない」というコメントを残し、苦言を呈した。

同日午前3時28分頃(韓国時間)、米サンフランシスコ国際空港でアシアナ航空214便のボーイング777型機が着陸に失敗し、炎上した。

同機は6日午後4時30分、291人の乗客乗員を乗せて韓国から出発し、サンフランシスコまで正常に運行したが、着陸の途中、滑走路に飛行機の尾翼が衝突した。現地のメディアによると、現在まで中国人2人が死亡し、160人に達する負傷者が現地の病院、9ヶ所に分けて運ばれた。

記者 : ファン・ミヒョン