「九家の書」から「君の声が聞こえる」まで…これからの視聴率公約は20%に?

OSEN |

ドラマの視聴率が20%の壁をまったく越えられない状況だ。

現在、水木ドラマの1位はSBS「君の声が聞こえる」である。27日、視聴率調査会社ニールセン・コリアの集計結果によると、韓国で26日に放送された「君の声が聞こえる」第7話は、視聴率16.1%(全国基準)だった。これは第6話の17.8%より1.7%下がった数字である。

裏番組であるMBC「女王の教室」は7.0%、KBS 2TVの「天命」は8.8%をそれぞれ記録し、10%台を下回っている。

これは、水木ドラマだけのことではない。

最近、大きな話題を集めたMBC月火ドラマ「九家の書」も、20%の壁を突破できないまま放送を終了した。

韓国で25日に放送された「九家の書」の最終回は19.5%だったが、これが自己最高視聴率だった。同時間帯に放送されたSBS「チャン・オクチョン」は10.3%、KBS 2TV「サメ ~愛の黙示録~」は7%と、2位の座を巡って争う形となった。

このように平日夜10時枠のドラマの視聴率が全体的に低く推移しており、これらのドラマに出演する俳優たちも「これからは視聴率公約を20%にしたほうがよいだろう」と口をそろえている。週末ドラマはさすがに状況は違うものの、平日ドラマの人気は弱まっているものと関係者たちは見ている。このような現象の背景には、“本放死守(再放送ではなく、本放送を必ず見るという意味の新造語)”の意味が弱まってきていることが原因であるとの見方が大きい。

記者 : チェ・ナヨン