キム・スヒョン&ソン・ジュンギ&ウォンビン、女心を掴めばヒットも掴む

TVREPORT |

写真=映画「シークレット・ミッション」「私のオオカミ少年」「アジョシ」ワンシーン
人気俳優と呼ばれるキム・スヒョン、ソン・ジュンギ、ウォンビンには共通点がある。それは女性客の心を読み取ることができる俳優ということだ。

2010年「アジョシ」(監督:イ・ジョンボム)、2012年「私のオオカミ少年」(監督:チョ・ソンヒ)に続き、2013年「シークレット・ミッション」(監督:チャン・チョルス)まで、女心を引き付ける映画が興行面でも成功し、シンドロームを巻き起こしている。

628万人の観客を動員し、興行に成功した「アジョシ」。特殊工作部隊出身であるテシク(ウォンビン)の簡潔ながらも緊張感溢れるアクションが印象的なこの映画で、ウォンビンの強烈なアクションと切ない眼差しは多くの女性客たちの心を解きほぐすのに十分だった。劇中のウォンビンの理髪シーンは、いまだに話題の名シーンとして観客たちの記憶に残っているほどだ。

「私のオオカミ少年」は、世界から消えるべき危険な存在であるオオカミ少年(ソン・ジュンギ)と少女(パク・ボヨン)の唯一無二のラブストーリーで、ソン・ジュンギの眼差しと初恋に対する思い出で女性客の心を掴み、665万人の観客を動員することに成功した。

最近、映画界はこの二つの映画に続き、再び女心を鷲づかみにした映画「シークレット・ミッション」の登場で、連日話題を集めている。公開3週目の週末には、累計観客動員数617万人を突破し、公開4週目に入ってもまだ熱い熱気を帯び続けている「シークレット・ミッション」のシンドロームの中心には、卓越した演技力と感情表現で女性ファンの確固たる支持を受けているキム・スヒョン、パク・ギウン、イ・ヒョヌがいる。

「シークレット・ミッション」は、キャスティング段階から女性客の期待が高かった作品だ。3人の俳優の相乗効果は、公開後に女性ファンの間で更なる反響を呼び集め、爆発的なシンドロームの最たる中心となった。

キム・スヒョンは、KBS 2TVドラマ「ドリームハイ」、MBC「太陽を抱く月」を通じ、女性ファンの心をときめかせるルックス、情熱に満ちた眼差し、認めざるを得ない演技力で、ドラマ、広告、映画を問わず芸能界最高の優良株へと浮上した。そんな彼のおバカ演技と最精鋭スパイを自由自在に行き来する大胆な変身が、全年齢層の女性ファンを一気に引き付けた。

さらに、KBS 2TVドラマ「カクシタル」、SBS Plus「フルハウスTAKE2」で多様な魅力を披露してきたパク・ギウン、SBS「人気歌謡」で年上の女性ファンの気持ちをときめかせるイ・ヒョヌが合流し、これまでになかった夢のような組み合わせを作り上げた。

3人の俳優の力は、特に10代の女性客の間でファン層を形成し、シンドロームを生み出した。彼女たちは、親世代の観客までも一緒に動かし、娘と共に映画館を訪れる父親まで量産し、観客層を拡大することに一役買った。

感性溢れるアクションと初恋の思い出、心を溶かす俳優たち。この3つの要素を満たすことができた時点で、ヒットは保障されたといえるだろう。映画界、女心さえ掴めば、大ヒットは間違いない。

記者 : チョ・ジヨン