RAINBOWからU-KISSまで…音楽番組の1位に縁のない意外な人気アイドルグループ

OSEN |

地上波テレビとケーブルテレビを合わせて5つの音楽番組が韓国で毎週放送されている。先週はボーイズグループEXOが地上波3局の音楽番組で1位に輝き、デビュー1年目で大きな喜びを味わい、5月18日に放送されたMBC「ショー 音楽中心」では、5人組アイドルグループB1A4が2011年のデビュー以来、2年1ヶ月かかって初めて1位を手にするという感動の瞬間を迎えた。

音楽番組でアイドルグループが1位になる確率が依然として高い状況の中、これから紹介するグループはかなり認知度は高いが、意外なことに今まで地上波やケープルテレビの音楽番組で1位になったことがない。

ファンの立場として、自分の好きな歌手が一度も1位になっていないというのは非常に残念なことだが、絶えずエールを送れば、いつか喜びの瞬間を一緒に迎えられる日が訪れるものと期待したい。

デビューしてから2年以上経ったアイドルグループの中では、現在活動中のMBLAQとRAINBOWがいる。

2009年下半期にデビューしたMBLAQは、ケーブルチャンネルMnet「M COUNTDOWN」で、「Y」(2010年)と「戦争だ」(2012年)で1位に輝いたことがあるが、残念なことに地上波では1位の夢を果たせずにいる。2009年11月にデビューしたRAINBOWは、地上波とケーブルテレビの両方とも、依然として1位には程遠い状況だ。同じ所属事務所の先輩グループであるKARAが、新曲をリリースする度にほとんどの音楽番組で1位になるのとはかなり対照的な状況である。

MBLAQとRAINBOWが、同時期に活動中のSISTAR、AFTERSCHOOL、IVY(アイビー)、EXO等との競争によって、何らかの成果を得ることができるのかどうか、見守りたい。

今年で活動6年目のU-KISSにとっても、音楽番組で1位になることは遠い夢だった。「Man Man Ha Ni」「Bingeul Bingeul」「NEVERLAND」等、着実にヒット曲をリリースしているが、残念ながら音楽番組の1位にはなれなかった。2008年9月のデビュー以来、U-KISSは大ブレイクを成し遂げたことはないが、今年は巻き返すことができるようエールを送りたい。

スター帝国所属のアイドルグループであるZE:AとNine Musesは、2010年1月と8月にシングルをリリースして音楽界に挑戦状を出した。今年で活動4年目となったが、音楽番組の1位候補の話をする前に、まずは一般的なヒット曲を作る必要がある。特に、ZE:Aの場合はグァンヒ、シワン、ヒョンシク等、メンバーの認知度がかなり高くなっているだけに、いかに“良い曲”を作れるかによって勝敗が決まってくるだろう。

「キラキラ(Twinkle Twinkle)」「Hug Me Once」「期待して(EXPECTATION)」等の曲で多くの男性ファンを持っているGirl's Dayも、2010年7月にデビューして以来、今年で活動4年目だが、音楽番組の1位には縁がなかった。

2011年4月と5月にそれぞれデビューしたApinkとBOYFRIENDは、年末に行われる複数の音楽授賞式で新人賞を受賞したアイドルグループだ。彼らもやはり音楽番組の1位は程遠いものだが、Apinkは2012年1月の「M COUNTDOWN」において、「MY MY」で1位に輝き、ケーブルテレビの音楽番組は制したことがある。

ただ、ランキング制度を導入した音楽番組の1位が絶対的な人気の物差しとはなり得ないうえに、1位になった歌手よりも、そうでない歌手の数の方がはるかに多い点も見逃してはいけない。

長い活動期間にも関わらず、感激の瞬間をまだ迎えることができずにいる多数のアイドルグループだけでなく、他のジャンルで活躍している多くのアーティストたちもまた、ステージの上で“喜びの涙”を流すことができるチャンスが増えていくことを期待しつつ、最終的には“人々の好みと選択”が最も重要であることを、企画者と歌手は見逃してはならない。

記者 : ハリソン