EXO「デビュー1年、そろそろ欲を出してもいいでしょうか?」

OSEN |

12人、完全体になって戻ってきた。

EXO-M(ルハン、タオ、チェン、シウミン、クリス、レイ)、EXO-K(スホ、ベクヒョン、チャンヨル、ディオ、カイ、セフン)に分かれて活動していたEXOだが、いよいよ12人が集まって韓国で活動を開始した。彼らは6日、1stフルアルバム「XOXO(Kiss&Hug)」をリリースし、タイトル曲「Wolf」で精力的に活動している。反応もいい。リリースから1週間でアルバム売り上げが12万枚に達している。アルバム公開後、多数の音楽配信サイトの上位にランクインしたことはもちろんだ。

「Wolf」はダブステップとヒップホップが調和した楽曲で野性的でパワフルなビートを特徴としている。洞窟の中で寂しく暮らしていたオオカミが美しい少女に出会い、愛を感じるようになる内容をユーモラスに表現し、人気を得ている。

「EXO-Kは、韓国での活動が2回目であり慣れていますが、EXO-Mのメンバーたちは初めてじゃないですか。一緒に放送局の音楽番組に出演して、お互いの姿を見ながら学ぶこともありますし、先輩たちのステージを見ながら感じることもたくさんあります。中国で活動するメンバーと別々に活動していた時は、会いたい気持ちもありました。12人が一つのステージに上がるとパフォーマンスも強くなるし、パワフルになると思います。毎日が面白くて楽しいです」(スホ)

現在EXOは12人が4人のマネージャーと共に宿舎に住んでいる。同じ年頃の男性たちが12人も集まっているだけに、毎日が賑やかだ。荒いように見える男の中の男、EXOだが、繊細なところもあり、平均して1ヶ月に一度やってくるメンバーの誕生日パーティーはきちんとしてあげる。

「メンバーのうち、誰かの誕生日ならスケジュールが終わってから12時まで待ってサプライズパーティーをしてあげます。しかし、あまりにもたくさんやったので、今は呼ぶだけでサプライズパーティーということが分かります(笑) この前、セフンが誕生日に急用でもあるかのように『ちょっとこっち来い』と言いましたが、彼は何気なく『僕のパーティーしてくれるの?』と言いました。別の方法を考えなくちゃ」(カイ)

1年前までは“機械のようなインタビュー”をしたと言うEXOは、誰よりも努力し、上手に話し続けた。メンバーは阿吽の呼吸を誇る。ルハン、タオ、レイ、クリスは韓国語で寝言を言うほど韓国語がうまい。

「メンバーらはとても個性が強いです。無口なメンバーもいますが、皆お喋りが好きで僕たちだけいるときは休む暇もありません。クリス、ディオ、シウミンが無口な方ですが、メンバーたちといる時はちょっと違います。タオは韓国語が上手で寝言も韓国語で言うほどです。それで、EXO-Kメンバーの中国語が伸びないかもしれません。違う?ハハ」(チャンヨル)

「以前僕たちが出演したラジオ番組などを聴くと本当に恥ずかしいです。他の人はいいと思うかもしれませんが、『どうしてそうしたのだろうか』と思っちゃいます。最初にSBS『人気歌謡』に出演してインタビューをしたことがありますが、それは放送事故でした(笑) 『壮大なオーケストラ』を『優越したオーケストラ』と言いましたので。あまりに当惑して何も考えられませんでした」(ディオ)

カメラの赤いランプ探しに汲々としていた新人EXOは、1年が過ぎた今はインタビューをしながら冗談も言うし、雰囲気を柔らかくしたり、また緊張感を与えたりしながらうまくリードした。バラエティのMCをしても遜色がないほど、素晴らしいトークの腕前だ。

「今回活動を始めながらできるだけプレッシャーを感じずに楽しくやろうと思いました。準備期間が長かっただけに、お見せすべきことも多かったです。今は少し慣れて音楽以外に他の分野にも関心が行くんです。もっと欲を出してみようかと思いますが…(笑) とりあえず、EXOの活動を一生懸命頑張らなくてはなりません。そして、機会が与えられるのならば、失望させないよう努力します」(ベクヒョン)

EXOはフルアルバム発売から1週間で、なんと12万枚を売り上げた。応援するファンもそれなりに増え、どの音楽番組に行っても客席には彼らを応援するファンがいる。所属事務所の先輩歌手からも応援してもらうなど、存分に愛されているEXOだ。

「12万枚だなんて、本当にびっくりしました。これはファンの皆様のおかげで可能だったと思います。どれだけ有難いことか。そしてうちのSMスタッフ、先輩のアドバイスにも感謝します。この気持ちを忘れず、熱心に、もっと熱心にしてよい結果をお見せするために努力します」(シウミン)

「今回のアルバム活動で必ず1位になりたいです。1位になったら涙が出ると思います。とにかく、1年ぶりに熱心に準備したアルバムを持ってきました。派手で雄大なパフォーマンスを用意しましたので、関心を持って見守っていただければと思います。ありがとうございます」(一同)

記者 : イム・ヨンジン