イェダンエンターテインメント会長が死去、過労死ではなく自殺と推定

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写真=イェダンエンターテインメント
イェダンエンターテインメントの会長、ピョン・ドゥソプさんが死去した。享年54歳。自殺と推定されている。

4日、ソウル瑞草(ソチョ)警察署はTVレポートの電話取材に「ピョン・ドゥソプさんが4日の午前11時ごろ、瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)イェダンエンターテインメントのオフィスで首をつり、亡くなったまま発見された」と明かした。

警察関係者は「遺書は見つからなかった。他殺の痕跡がないため、自ら命を絶ったと推定し、捜査を終えるだろう」と伝えた。

イェダンエンターテインメント側は「ピョン・ドゥソプ会長に持病はない。死因についてまだ確かな情報は伝わっていない。詳細についてはまとまり次第、公式立場を発表する」と説明した。

故ピョン・ドゥソプさんは80年代にナイトクラブのDJとして活動を始め、音楽業界に足を踏み入れた。チェ・ソンス、ヤン・スギョン、チョ・ドクベなど人気歌手を相次いで排出し、地位を確立した。92年、リンパ腺がんで闘病生活を送ったが、それを乗り越え、イェダンエンターテインメントを設立した。99年、自身が育てた歌手ヤン・スギョンと結婚し、一男一女をもうけた。1996年に韓国芸能制作者協議会と韓国映像音盤協会の理事を務めた。

故人の遺体はソウル江南(カンナム)聖母(ソンモ)病院に安置されている。

記者 : イ・スア