【スターコラム】KARA ハラの涙、そしてKARAの言い残した話 ― Vol.3

Kstyle |

デビューして6年を迎えるKARA。これまで韓国と日本を行き来し活発な活動を繰り広げてきた。特に、1月には東京ドーム公演を盛況のうちに終え、熱い人気を証明した。KARAの日本活動の裏話をハラの口から語ってもらった。「NAVER スターコラム」KARAの最終編Vol.3は、日本での活動とメンバーたちの言い残した話だ。/編集者

NAVER スターコラム:KARA


ハラsaid「日本で最初の一歩を踏み出したあの日」

日本での活動を始めることになった時、まず言葉が一番心配でした。果たしてうまくやれるのか? メンバー全員が日本語を一生懸命に勉強しましたが…いざ行ってみたら思っていたのと違っていました。

まず、何も聞き取れませんでした。日本語特有のニュアンスのため、勉強をしていたにもかかわらずキャッチするのが難しかったです。でも、活動を続けていたらそんな部分は時間が解決してくれました。経験やノウハウができて、今ではどのように流れているかも自然と分かるようになりました。

最初は通訳なしではまったく活動ができませんでした。デビュー初期に、特にバラエティ番組の活動をたくさんしましたが、うまく聞き取れもしないのに何とか頑張ろうと思ってリアクションも一生懸命やりました。

そうしていると、体力の消費は2倍。話したいことがあっても単語も分からず、文章もきちんと作れませんでしたから。どうすればあの人に私の言いたいことを分かってもらえるだろうか?そんなことが一番大変でした。

普通バラエティの場合、当日に台本をもらいますが、私たちは前日か2日前にもらいました。自分への質問に対する答えを韓国語で書き留めて、翻訳した後に一生懸命に覚えました。そうしながら勉強しました。


ハラの涙、そして…

日本語ができないのでもどかしくてたくさん泣きました。活動するだけでももどかしすぎて…日本で活動をするときは2週間ほど滞在しましたが、スケジュールを終えてホテルに戻って一人で休む時は虚しい感じがしました。

「私は今日、何をしたんだろう」という。何だが頑張った気はするけど、記憶に残っていない。気がついたら一日が過ぎていたような感じです。「私は明日また朝起きて準備して出かけなければならないんだな…時間はまた過ぎていくんだな。早く韓国に帰りたい」という思いだけでした。

なんだか今振り返ってみたら、そんな時間があったからこそ今図々しく対応できるようになったんだと思います。楽しめる時になったんですね、今。

番組に出演しても私が言うことを考えることで頭がいっぱいで、忘れないように一人でつぶやいていて、言わされた時に言ったりしていましたが、今はニュアンスも全部分かっていて、文章も2つくらいは作れるので、対応できる能力ができました。バラエティも以前よりやりやすくなりました。何より本当に笑えるようになりました。

感動の東京ドーム公演

日本での成果が見え始めた時、ありがたかったです。韓国ではあまり活動をしていなかったため、KARAの居場所が狭くなっていく可能性もある状況でしたが、日本での活動が成功し、またK-POP文化の市場が広くなり、KARAも韓国で維持し続けられるようになったと思います。海外での活動ができること、非常に感謝すべきことだと思います。

東京ドーム公演ですることになった時、すごいと思いました。韓国の女性アイドルとしては初めて東京ドーム公演なのでさらに感深いものがありました。

公演当日の朝、リハーサルをしていましたが「本当に客席が埋まるのかな。そこまで集まってくれるかな」と心配でした。でも、その後にびっしりと埋まっている客席を見て、感激が込み上げて来ました。4万5千人が私たちの曲を知っていて、私たちのために時間を使ってくださっていることが、本当にありがたかったです。

最後のコメントをする時にたくさん泣きました。何だか3年間、この短い期間で東京ドームで公演ができるようになったことにファンやメンバーたちに感謝しました。社長にとても会いたくなりました。この姿をぜひ見て欲しかったです。色んな気持ちが交差してぐっと込み上げてきました。

また、スンヨン姉さんが、今度いつできるか分からない東京ドームのステージの上で、5人で抱き合おうと言いました。全員で抱き合って声を上げてわんわん泣きました。その時、ファンもたくさん泣いたと思います。

そして、東京ドーム公演を2回、3回できるくらい、もっと頑張ろうと思いました^^


KARAの言い残した話

ギュリ's
デビュー6周年。5周年の時とは違い、何かを超えた感じです。もう少し大人になったと言うか。でも、過度に大胆な変身をするために似合わない何かをするよりも、最も“KARAらしい”ことをする時、好きになってもらえると思います。

KARAには“KARAらしさ”があるんですよ。セクシーなことをしてもKARAらしいセクシーさがあって、かわいいコンセプトもKARAだけの可愛さがあって。今度の活動もKARAらしい健やかさをお見せしたいと思います。デビュー時の姿を同じようにお見せしたとしても、明らかにその時より良くなったものがあるはずです。もう少し具体的に、深く悩んで人々の前に成長した姿で立つことができるようにします^^

スンヨン's
淑嬪(スクビン、ドラマでのスンヨンの役名)で検索してみたら、私に対する厳しい意見がたくさんありました。デビュー初期だったら本当に辛かったと思います。でも、今は少しは笑えるようになりました。免疫ができたのもありますが、受け入れるようになったのです。

今ももちろん傷つかないと言ったら嘘になりますが、以前は毎日泣いていました。ただ、時間が経って、ある部分においては寛大になったようです。誰かが私にひどいこと、悪いことを言っても「そうね、あなたの状況ではそう考えるかも知れないね」と思います。理解できるようになったのです。

また、責任感も大きくなりました。以前は「私だけじゃないのになんで?」と思っていたけれど、今は当然これも私が背負うべきものだと思います。私が間違ったからだ、頑張らなきゃ、と。

ニコル's
★ダイエットのアドバイス!

1. 白い食べ物を避ける!
白米ではなく雑穀、玄米中心に変えると、健康になり体重の減量にも大きな効果を得られます。
2. 軽いストレッチ!
もうすぐ夏だから洋服が薄くなりじゃないですか。軽いストレッチを毎日継続して行うこともいいです。軽く少しだけやっても筋肉が動きますから、効果があります。
3. ご飯におかずは2種類程度!
ご飯を食べる時、何種類ものおかずよりは1~2種類だけ食べるのが塩分の摂取を低くすることができ、ダイエットに効果的だそうです。
4. 足湯!
私は最近から足湯を始めました。以前は半身浴をしていました。手足が冷たいほうなので、始めたのですが、ストレッチにも役に立つようだし、血の巡りも良くなる気がします。

ジヨン's
私には言葉の要らない友達がいます。“94ライン”と言いますが、f(x)のソルリとクリスタル、miss A スジ、4Minute ソヒョン、SISTAR ダソムです。15歳から活動を始めて友達と付き合う時間がありませんでしたが、みんなが本当に力になります。また、それぞれ違った形で力になってくれて感謝しています。友達も私に頼ることが感じられるから、互いに大変な時に応援しながらWin-Win!みんなが成長していくのが感じられます。

みんな忙しくて全員が集まるのは難しいですが、今年の始め、私の誕生日に集まりました。もちろん、その時も全員ではありませんでしたが。それぞれの所属しているグループがあるから、悩みや経験が異なります。でも、みんなが分かっていそう。互いの話を聞いてあげて悩みを相談したり、素敵な時間を過ごしました。同じ仕事をしている友達がいるということは本当にいいことです。共感できるものがありますから。芸能人の友達以外に私が一番好きが2人の友達がいます。信頼して頼っているイ・ジニとユ・チャンヒョク! 彼らとはまた別の話をしたり、別の人生について聞くことができていいです。

信頼してもらえる友達、“良い友達”になりたいです。彼らがいて私が幸せであるように、友達にも私によって幸せになってもらえたらいいですね^^

ハラ's
実はデビューして今まで余裕があった時がありませんでした。今が一番余裕があって暇で自分を安定させられる時期です。前は足りないものが何なのか知っていてもそれを埋める時間がありませんでした。

足りないと知っていても埋められる時間的な余裕がなくて、すごく悲しかったです。今は安定して何か足りないものを勉強したり、余裕を持って埋められる時間があり、いいと思います。演技のレッスンや運動も継続していて、本も見ています。

今までは自身の能力より大きな声援を受けて、その力でここまで来ることができましたし、そのおかげで5年を耐えることができました。今後は新しく披露すべき時だと思います。自分をたくさん埋めていっている途中です。もちろん、勉強してもすぐに自分のものになるわけではありませんが、新人のように頑張れる気持ちになりました。余裕を持って、一人だけの時間を通じて、自身が本当に好きなことを探して、チャンスが回ってきた時に見事に掴んでやってみせるため、頑張っていきます!

文:KARA

「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。

記者 : KARA、編集 : ファン・ヨンヒ(イシューデイリー局長)、写真 : イシューデイリーキム・ヒョボム(ロードスタジオ)