キム・ヘス、論文盗作疑惑に言及「周りの人々に申し訳なかった」

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女優キム・ヘスが自身の論文盗作疑惑について語った。

キム・ヘスは、2011年成均館大学の言論大学院で提出した論文である「演技者のコミュニケーション行為に関する研究」が盗作であるという疑惑が提起され、論争に巻き込まれた。

キム・ヘスはこれに関して、最近行われたマイデイリーとのインタビューで「私の問題であることを超えて、自分のせいで周りの人々を苦しませてしまったのが一番申し訳なかった」と話した。

彼女は「私もその報道に接して本当に驚いた。ずっと前に書いた論文なので内容も忘れていて、実感できなかった。私が当時、注釈をつけるのを知らなかったとしても、その後問題になったのはすべて私の過ちである。人々を驚かせたこと、失望させたこと、本当に申し訳ないと思っている」と語った。

キム・ヘスは論文盗作疑惑が浮上した後、KBS 2TVドラマ「オフィスの女王」の制作発表会に先立って一人で舞台に上がり、公式立場を明かした。彼女はその日、自分の過ちを認め、修士学位を返還すると伝えた。

彼女は「報道の内容を聞いたのはドラマ放送を一週間後に控えたときだった。私が製作陣と同僚俳優たちにできる最善のことを悩みに悩んだあげく見つけたのが、私が先に話そうということだった。私がミス・キムなので、制作発表会を延期することも、参加しないこともできなかった。だからといって私が自ら降板すると、ドラマ自体が存廃の危機にさらされてしまい、製作に支障を与えてしまうかも知れない。私が先立って人々の前で謝罪するのが正解だと思った」と明かした。

また、「ドラマや映画は協業である。誰かが物議をかもすと作品全体が揺れてしまう。製作陣や俳優たちにとってこんなことは芳しくなかっただろう。それでもいつも私を力づけてくれて、ミス・キムを愛してくれて、本当に感謝する。彼らがいたからミス・キムもいたと思う」と言い、製作陣と同僚俳優たちへの感謝の気持ちを伝えた。

記者 : イ・ジヨン、写真 : ハン・ヒョクスン