2NE1のCL、ソロ曲が海外でも熱い反応…海外進出の計画は?

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写真=YGエンターテインメント
ガールズグループ2NE1のリーダーCLのデビュー後初のソロ曲「悪い子(THE BADDEST FEMALE)」が、韓国だけでなく、海外の音楽ファンからも人気を集めている。そんな中、CLの海外進出の可能性に関心が集中している。

2NE1は既にワールドツアーを開催するほど海外の活動に拍車をかけている状況で、CLのソロ活動にも関心が集まっているのだ。

28日の正午にリリースされた「悪い子」は、韓国の主な音楽配信サイトで1位を記録し、29日現在、世界最大級の音楽配信サイトiTunesチャートで、10ヶ国あまりの国で上位にランクインしている。シンガポールのシングルチャート1位をはじめ、香港と台湾2位、マレーシア5位、ベトナム9位、フィリピン11位、インドネシア13位、タイ14位を記録している。欧州では、スウェーデンとフィンランドでそれぞれ31位と35位にランクインするなど、計13ヶ国でトップ100入りに成功した。

これに先立ちYGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は「『悪い子』は最初は聞き慣れない感じがしても、聞けば聞くほど中毒性の高い曲だ。韓国より海外での反応が良いだろう」と予想したが、ヤン代表の予想から大きく外れなかった結果となった。

また音楽と一緒に同時公開された「悪い子」のMVもまた、公開当時中国最大のMVサイト音悦台の韓国MV部門1位にランクインするなど、海外の音楽ファンを惹き付けている。同MVは韓国では珍しく15つのセットで大規模な撮影が行われるなど、当初から海外のファンも狙った作品だ。2NE1のワールドツアーの中で、アメリカでの公演が最も盛り上がったことを考慮し企画したと、所属事務所は説明している。

しかし、残念ながらCLだけの海外プロモーションは別途行われないものと見られる。音楽やMVは海外ファンに向けた“オーダーメイド”だが、その他の計画はない状態だ。YGエンターテインメントの関係者は「海外での反応が良い。有名ファッションデザイナーのジェレミー・スコットなど、CLと知り合いの海外セレブたちが積極的にPRに乗り出してくれたお陰で、更に力を得たと思う」とし、「しかしその後、2NE1での活動などが予定されており、現在としてはCLだけの具体的な海外進出やプロモーションの計画はない」と伝えた。

CLがデビュー4年目にして出した初のソロ曲「悪い子」は、TEDDYがプロデュースした、BPM 70の遅いテンポのヒップホップ曲で、CLならではのラップで魅力を高めている。ダブステップやドギースタイルなど、最新のグローバルヒップホップトレンドが反映された。

CLは来月2日、SBS「人気歌謡」を皮切りに、本格的なソロ活動に乗り出す予定だ。

記者 : パク・ヒョンミン